ダイエットしていないのにどんどん痩せるのは糖尿病の末期症状?

糖尿病患者が理由もなく痩せてきたら末期症状!?

日本人の糖尿病患者のうち約95%が2型糖尿病です。2型糖尿病患者の中には標準体重やスリムな方もいらっしゃいますが、たくさん食べて太っている方も少なくありませんよね。

もしあなたが太め体型であり、数年前から健康診断のたびに血糖値が高めだと言われてそのまま病院へ行かずについ放置してしまっていたとします。

しかし特にダイエットもしていないのに体重が少しずつ減ってきたらどうでしょう?「何だか知らないけどラッキー♪」と思ってしまう方もいらっしゃるかも。

でもね、これ糖尿病の末期症状と世間でよく言われているものかもしれないんですよ!よっしーの場合、糖尿病と診断される前の年は体重は2kg程度しか減りませんでした。

2kgだったら誤差の範囲内ですし、当時筋トレを強化していたのでその効果で少し体脂肪が減ったのだろうと思いました。

でもね、ある時家族の風邪がうつって寝込んでしまった時、みかんやうどんなど食べやすそうなものをきちんと食べていたのに体重が数日間で3~4キロぐらい落ちたんです。

これはおかしいのでは…と思っているうちに呼吸までなんだか苦しくなって救急外来に行くと、空腹時にもかかわらず血糖値が475もあって緊急入院になったのです。

にゃご
体重が急速に減るのは絶対にヤバいやつだ!!

よっしー
あれは本当にヤバかったわ…急速じゃなくても、ゆっくりと減っていくのもやっぱりヤバいのよ。

糖尿病が悪化するとなぜ体重が減るのか

インスリンは血糖値を下げるホルモンですが、ブドウ糖を筋肉や臓器に取り込ませたりグリコーゲンとして筋肉や肝臓に貯蔵させる働きも持っています。

2型糖尿病の初期段階では、インスリンが効きにくい状態になっているので量で補おうとしてむしろインスリンはたくさん分泌されています。

その状態が長期間続くと、インスリンを分泌するすい臓のβ細胞がくたびれてきて少しずつ死んでいき、インスリンを十分に分泌できなくなっていきます。

糖尿病が重症になると、インスリン分泌はかなり少なくなってしまいます。こうなると食事からいくら糖質を摂取しても体がそれをエネルギーとして十分に利用できなくなります

正しい糖質制限をしている人はタンパク質や脂質を普通より多めに摂取しているので、糖質の代わりにタンパク質や脂質がエネルギーとして使われても痩せすぎることはありません。

しかし糖質に偏った食生活をしている糖尿病患者の病気が悪化して糖質をエネルギーとして利用できなくなったら、これは脂肪も筋肉もじわじわと減っていくのも無理はないですよね。

よっしーはもともと筋トレが好きだったので、タンパク質の重要性については理解していてしっかり摂取していたので糖尿病が悪化してもそれほど体重の減少は無かったのかもしれません。

しかし、糖尿病性ケトアシドーシスを起こしたときはインスリンが不足どころか「ほぼまったく作用してない状態」になってしまいました。

インスリンがまったく作用しないと、肝臓の糖新生を抑制できなくなるので何も食べていなくてもびっくりするほど高血糖になります。時に血糖値が1000を超えることもあります。

体重減少の他にこんな症状がある場合は要注意!

糖尿病の悪化が原因で体重が減ってきた場合は要注意です。これまでと何も生活を変えていないのに毎月1~2kg以上体重が減っていくことが続く場合は、血糖値を測定してみましょう。

糖尿病がこれほど悪化している場合は、おそらく体重減少の他にも自覚症状があるはずです。のどが渇く、夜中にトイレに行く、トイレの回数が多いなど。

この他、なんだか視力が落ちてきた、足の指先がピリピリする、だるい、風邪をよく引くようになった…などの症状も見逃せません。

血糖値って、ちょっとばかり高くても何ら自覚症状は出ないのが普通です。よっしーの場合、血糖値200ぐらいではまったく自覚症状はありません。

つまり、のどが渇いたりトイレにしょっちゅう行ったり体重が減ってくるなどの自覚症状が出てきた時には、すでに糖尿病はかなり進行しているということです。

よっしーが糖尿病と診断されたときのHbA1cはなんと15.0もありましたが、主治医いわく「たぶん食後血糖値は500~600ぐらいまで上がってたと思うよ」!!

今思うと、ものすごく恐ろしいですね。そういえば食後、猛烈な眠気に襲われて倒れるように眠ってしまってはっと気が付くこともしばしばありました。

おかしいと思ったら病院へ行きましょう

すでに糖尿病の治療をしていてきちんと通院している2型糖尿病患者の場合、このようなことはほとんど起こらないでしょう、よほどのことをしない限りは。

ただ昔のよっしーのように、自分が糖尿病だということに気付かなかったり、うすうす気づいていても病院へ行かずに放置している方は本当に危険です!

会社員の方は健康診断がありますが、自営業・専業主婦・プロブロガーさんなどはなかなかそういう機会がないこともあるのでくれぐれもお気を付けください。

まだ糖尿病と診断される段階ではなくても、自己血糖測定器を用意しておいて「なんだかヘンだな?」と思った時に測定できるようにしておくといいですよ。

よっしーは6月に倦怠感と吐き気に襲われたのですが、自己血糖測定をしたらそれほど血糖値は高くなかったので近所の内科に行き、感染性胃腸炎と診断されました。

もしめちゃくちゃ血糖値が高い場合はアシドーシスの可能性もあると思ったので💦まぁとにかく自己血糖測定器があるといろいろ便利です、誰でも自由に買って使うことができます。

そして、「ダイエットをしているわけでもないのに体重が減っていく病気」は糖尿病の他にもいろいろあります。

何かおかしいと思ったら早めに病院で診察を受けるようにしましょうね。もともと太めだった方は「痩せてラッキー」と思うかもしれませんが、病気が原因だと怖いので…!

にゃご
太めの人の体重が減るのは良いことだと思われがちだけど、何もしていないのに痩せるのは危険かもしれないんだな。

よっしー
糖質ばかり食べていて痩せていくのは非常にまずい事が起きている可能性が高いので気をつけましょうね!

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