「糖尿病患者は儲かる」Twitterで医師たちの本音が…
きのう姉妹ブログのほうで記事にしたんですけど、Twitterでお医者さんたちが「糖尿病専門のクリニックは患者一人当たりの単価が高いから儲かる」「知人の医師が糖尿病クリニックをやっていてボロ儲けしています」「糖尿病は宝の山」などと書いているのを見つけてしまいました💦
そのツイートをなさった医師やリプライなさった医師たち個人をどうのこうのと言う気はないので、気になる方はTwitter内を検索してみてください。検索ワードは「糖尿病 儲かる」「糖尿病 患者単価」「糖尿 ドル箱」あたりで…
追記 10/5現在、上記のツイートが1つ消されていました💦さすがに不味いと思われたのでしょうね。
「単価が高い」というのは、ひとりの患者が病院に支払う金額が大きいという事でしょうか。よっしーもインスリン注射をしていた頃は「在宅自己注射指導管理料」を支払っていました。
もちろん、これは医師たちのホンネがついうっかりポロリと出ちゃっただけであって、あなたの主治医の先生がいつもそんなことを考えているわけではないでしょう。
勤務医の先生のお給料が、患者がインスリンを使っているかどうかによって変わるとも思えませんし。上のブログ記事はパーソナルトレーナーの中村さんの記事ですが、糖尿病患者必見です!
もっとも、ある総合病院勤務の小児科の先生は「自分たちは患者さんに糖質制限のことを指導できるけど、内科の先生がそれをやると病院経営なんちゃらで叱られるから自由にはできない」と教えてくれましたけど💦
おそらく、糖尿病専門クリニックを開業されている先生は患者さんに薬やインスリンをたくさん使ってもらったほうが儲かるのは事実なのでしょう。
だけど患者にとっては、そんなことよりももっとも安全で効果がある治療法が大事だよね…というのが今回の話です。
その治療法は本当にあなたにとって最善なのでしょうか
あなたの主治医は基本的にあなたのことを思って治療法を選択してくれているはずです。でもね、主治医にまったく悪気がなくても…ということもあります。
仮に「A」という薬と「B」という薬があったとして、Aはものすごく安価で効果的な薬、Bは新しい薬でやはり効果的だと考えられるがめちゃくちゃ値段が高い薬だとします。
薬を作っている方たちはお医者さんたちに「いかにBが優れているか」をアピールし、患者さんたちになるべくBを処方してもらうように「お勉強」してもらうのは当然なのでは!?
有名な医師を招いて講演会を開いて「露骨な宣伝はできないが、使用経験や製品の効果についてのエビデンス(科学的根拠)を語ってもらうことで宣伝になる」「講演会で自社製品に有利なデータをいかに語ってもらうかが営業の勝負だ」だそうです…
だからあなたの主治医は、良かれと思って高価な薬をあなたに勧めてくれるのではありませんか?他にもっと良い方法があるとしても、誰も教えてくれないことなんて知りませんって。
ただし医師たちの中には「本当はインスリン注射を使ってもらったほうが儲かるんだけどね」と言いながら患者さんたちに糖質制限を指導している先生方もいらっしゃいます。
少なくとも、患者が糖質制限をすることで医師や製薬会社は金銭的にはなんにもトクをしないのは間違いない事実ですが…💦
勝手に薬やインスリン注射をやめるのは危険なのでダメ!
「僕は金づるになりたくないし糖尿病合併症も怖いから、薬やインスリン注射をやめたいな」と思っても、絶対に主治医に無断で勝手にやめてはいけません。
薬の種類や病気の状態によっては、今どうしてもその薬を使わないと危険な場合もあるからなんです。それに加減が難しいです。
このような場合はまず主治医に「できればこういう理由で薬をやめていきたいと思っているんですが、先生はどう思われますか?」と主治医とよく話しあってください。
よっしーは最初「リバロ」というコレステロールの薬を処方されて飲んでいましたが、臨床試験で成人の22.2%に何らかの副作用が現れたことや血糖値が悪化する可能性を考えると飲みたくなかったんです。
主治医に相談したところ「薬をやめるかどうかはあなたがよく考えて決めること」と言われ、結局やめちゃいましたが4年近く経った今も特に問題はありません。
みなさんも、薬やインスリンをやめたいと思ったのならまず主治医ときちんと話をしてください。頭ごなしに叱りつけるような医師なら、主治医を変えたほうがいいかも💦
患者にとって最も安全で効果的な治療が良い治療です
一部のお医者さんが「糖尿病患者は単価が高いので儲かる」と思っていらっしゃるのは事実です、Twitterで見てしまったので💦
もしかしたら、ああいう公開の場ではなく患者たちの目に触れない場所ではもっともっと「医師たちのホンネ」が飛び交っているのかもしれませんね。
効果がない治療法をわざわざ儲けのために勧めることはさすがに無いと思いますけど、効果が同じぐらいの方法が複数存在するのならその中で最も儲かる方法を患者たちに勧めても不思議ではありませんよね。
でも私たち患者にとって大切なことは、まずその治療法が安全で効果的であるということ。そして出来れば経済的な負担も軽いものであれば最高です。よく考えて選択しましょう!