話題の大人気アニメ『はたらく細胞』が無料公開中!
いまyoutubeで、期間限定でアニメ『はたらく細胞』が無料公開されています。2018年12/31まで第9~13話を公開しているので、まだ観ていない方はぜひどうぞ。
『はたらく細胞』は講談社の月刊シリウスで連載されており、ヒトの体内の細胞を擬人化したマンガです。
この作品がとても面白いらしいとは聞いていましたが、遅ればせながら先日中学生の長男がyoutubeでアニメを見つけたので家族みんなで観ることにしました。
※ここから先はアニメのネタバレを含みますので、まだ観ていない方はご承知のうえで記事の続きをお読みくださいませ。
主人公は、新米のドジっ子赤血球のAE3803ちゃんです。先輩のAA5100さんたちと一緒に日々、配達業務に励んでいます。
いろいろな種類の白血球さんたちも登場します。よっしーは恥ずかしながら、好酸球さんの働きがどのようなものであるかをこのアニメで初めて知りました💦
笑顔で敵をバッサバッサやっつけていくマクロファージさんや、小さいながらも傷口を一生懸命ふさぐ血小板ちゃんたちなど、ただ可愛いだけではなく各細胞の特徴をよく表現しているなぁ…と感心しちゃいました。
おっ!このアニメは勉強になるので学校の先生たちも子供たちに勧めていたりするんだよな。
ええ、とても良いアニメだと思ったわ。難しいことを誰にでも分かるように表現しているわね。
はたらく細胞たちの気持ちになってみよう
アニメのサブタイトルは「肺炎球菌」「すり傷」「インフルエンザ」「食中毒」「スギ花粉アレルギー」「赤芽球と骨髄球」「がん細胞」「血液循環」「胸腺細胞」「黄色ブドウ球菌」「熱中症」「出血性ショック」です。
残念ながら「糖尿病」という話は今のところまだありませんけど、きっとすい臓のβ細胞くんたちも同じように働いていることは容易にイメージできます。
細胞たちは毎日本当に一生懸命働いています。人気キャラの血小板ちゃんは小さな女の子の姿で描かれていますが、これは実際に血小板が赤血球や白血球よりも小さいからです。
ちょっとすり傷ができるだけでも、細胞たちにとっては大変なことなんだろうなぁと…まして大けがをしたり鼻血が出たりしたら、彼らにとってはものすごく深刻な事態ですよね💦
ここでふと、以前書いた記事「マイペースで働くor社畜?すい臓のベータ細胞を会社員に例えてみたよ♪」を思い出しました。
自分なりにすい臓のβ細胞を擬人化して書いてみた記事なんですけど、最初はマイペースで働いていたのにいつからかムチャな仕事が持ち込まれるようになり、同僚が次々に過労死していくという結末です💦
はたらく細胞たちの気持ちになってみれば、昔は無知だったとはいえ結果的に彼らに非常に申し訳ないことをしてしまったと思います。
よっしーが無駄に糖質の多い食べ物を摂取するたびに、β細胞くんたちがどれほど過酷な仕事をさせられていたかと想像すると…
はたらく細胞たちをいたわりましょう
このアニメ『はたらく細胞』を観て、普段黙って私たちの体内で働いてくれている細胞たちの気持ちがちょっと分かったような気がしました。
何も不満を言わないのをいいことに彼らをこき使っている私たちですけど、いくらなんでも労働がキツすぎればβ細胞たちは過労死してしまいます。
2型糖尿病と診断された時点で、β細胞の何割かはすでに過労死してしまっていることが多いそうです。できることは、これ以上過労死する者を出さないことです。
死んでしまったβ細胞をまた元のように戻すための試みがいろいろとされています。これを簡単に行うことが出来るようになれば、糖尿病が「完治」することも可能でしょう。
しかし今のところ私たちにできることは、残されたβ細胞だけでやっていけるようにすることです。その方法のひとつが糖質制限です。
ムチャクチャな仕事でなければ十分にこなせるのに、とんでもない仕事をずっとやらせて過労死なんてあんまりじゃないですか💦彼らが過労死すれば、私たちだって無事ではいられませぬ。
どうかみなさん、細胞たちの気持ちになってみてください。このアニメを観れば、もうちょっとβ細胞やその他の細胞たちをいたわってあげようという気持ちになりますよ♪
糖質やアルコールやタバコで、はたらく細胞たちがどれだけしんどい思いをするか考えてほしいんだぞ!
あなたの体が「ブラック企業」にならないようにね♪