のうあるねこはひっかかない、のうある人間もひっかかないよね♪
よっしーが大好きな11ぴきのねこのカルタに、こんな1枚があります。「のうあるねこはひっかかない」
向かって右側、派手なシャツを着たチンピラみたいなグレーのねこが両手を振り回して何やらケンカを売ってきている様子。
でも左側のオレンジ色のねこは余裕の笑顔でチンピラねこをスルーしています。本当はすごく強いのかもしれないけど、くだらない無駄な争いはしないってことでしょう♪
また最近話題になった「頭に来てもアホとは戦うな!」という本も面白かったです。要するに、はっきりいって1円にもならないどころかあなたの心身の健康に悪影響を与えるかもしれない「無駄な争い」はやめましょうってこと。
勝手にあなたをライバル視したり妬んだりひがんだり意地悪をしてくる人が周囲に居ても、オレンジ色のねこみたいに極力スルーすることが大事です♪
いつもカッカカッカと怒っていたり、クヨクヨしたり、そうやってストレスをためこんでいると糖尿病にも何も良いことはありません。
何も食べなくても血糖値が上がる理由は?
皆さんは「血糖値が上がるのは糖質の多いものを食べた時だけ」と思っていませんか?じつは健康体であれば、体が肝臓で糖を作り出す能力はかなりのものです。
そのため、何も食べてなくても血糖値が上がる…ということもあるんですよ。1型糖尿病でインスリンの分泌がゼロのバーンスタイン医師は、テレビ出演などで緊張すると血糖値がものすごく上がるそうです。
血糖値を下げるホルモンはインスリンだけですが、血糖値を上げるホルモンはグルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンです。
緊張しまくるとコルチゾールなどが分泌されて、何も食べていないのに血糖値が上がってしまうんですね。強度の高い運動でも血糖値が上がることがあります。
大昔はヒトは大量に糖質を摂取するという前提ではなかったので、敵に襲われた時などは瞬時に血糖値を上げて素早く逃げるためのエネルギーを確保していたのかもしれません。
コルチゾールなどのいわゆるストレスホルモンは、ストレスを感じた時も大量に分泌されますが明け方から起床後しばらくの時間帯に多く分泌されます。
糖尿病の皆さんの早朝起床時の血糖値が高くなりがちなのは、明け方にかけてコルチゾールの分泌が高まるのに、それに見合った量のインスリンを十分に出せないことと関係があります。
カッとなって興奮したり、イライラしたり怒ってばかりいると、しょっちゅうアドレナリンやコルチゾールが分泌されてしまいます。
これらのホルモンがただ血糖値を少々上げるだけならまだいいのですが、免疫力の低下・やる気の低下・記憶力低下・シワ増加・肥満・心臓発作の引き金にもなるのだそうです。
仕事のストレスが糖尿病リスクを45%も上げる!?
ドイツのミュンヘン ヘルムホルツ センターの調査によると、職場で過大な仕事を要求されて強いプレッシャーを感じている人は、そうでない人に比べ2型糖尿病を発症するリスクが45%上昇することが明らかになったそうです。
慢性的に強いストレスを感じているとホルモンの関係で血糖値が上がりやすくなりますし、ストレスから糖質を食べ過ぎてしまいがちになるのかもしれません。
何かイヤなことがあると糖質をドカ食いしたくなる方は多いですよね?ドラマやマンガでも主人公がケーキをドカ食いしているシーンはあってもステーキをドカ食いしているシーンって見たことないです。
糖質を一気に食べると脳は一時的に「幸せだ」と感じます。だからストレスで糖質をドカ食いしてしまう方が多いのでしょうね。
しかし糖質を食べ過ぎると、血糖値が急激に上がった後でまた急激に下がります。その血糖値の乱高下が精神状態にも悪影響を与えます。
そうすると、またストレスを解消するために糖質が食べたくなる…という悪循環に陥ってしまいます。血糖値も感情も乱高下を繰り返すわけです。
糖尿病患者は心穏やかに過ごすことを心がけましょう
血糖値の乱高下を避けるために糖質の多い食物を避けるだけではだめで、やはり、いつも心穏やかに過ごすことが心身の健康の秘訣ですね。
いつも甘いものばかり食べて、しょっちゅう誰かとケンカしたり、いつもイライライライラ、他人の幸せが妬ましくてしょうがない~~~!!みたいな生活を送っていると、昨日まで元気だったのにある日突然…なんてことになりかねないです。
もし上記のような人が周囲に居たら、スルー推奨。関わっても何もいいことはありません。
マイナスの感情ばかり持っている人に近づくと、自分もそうなってしまうかも。可哀想ですがほうっておきましょう。
争いは同じレベルの者同士の間でしか起こらないという言葉もあります。しょーもないことにムダにエネルギーを消耗するぐらいなら、家族や友達との楽しい時間を大事にしましょ。
糖質もストレスも上手にコントロールして、血糖値と感情の乱高下に気を付けましょう♪