糖質制限は健康に良くない!?
昨日の夕方スーパーマーケットで買い物をしていると、高校の制服を着た女の子がパン売り場でどのパンにしようか一生懸命考えている様子でした。
するとお父さんがやってきて「バカヤロー!どうせすぐなくなるんだから一番安いヤツにしろっ!」と1斤78円の食パンを2つカゴに入れました。
ま…育ち盛りの子供がいるとどこの家でも食費がかかってしょうがないよね~と思いつつ買い物を続けました。14歳と12歳の息子がいるうちの食費はかなりヤバいです💦
さて、「糖尿病に糖質制限がいいのは分かるけど、塩分や食品添加物がゴッテリ入った総菜の肉ばかり食べてると体に悪いんじゃないの?」なんて言われませんか?
よっしーは市販の総菜ってあまり買いません。揚げ物とか見えない調味料とか、予想以上に糖質が含まれているのが心配だからです。
主婦なのでもともと料理はしますが、糖尿病と診断されて糖質制限を開始してからは冷凍食品もまったく買わなくなりました。
上で紹介した女子高生のお父さんもそうですが「とにかく食費は安上がりにしなければ」と思う方は、たとえ糖質制限をしていないとしてもそこまで安全にこだわった食材ばかり購入しているでしょうか?
また外国産の肉はホルモンが…なんて話も聞きますが、糖質制限していない方たちは国産牛しか買わないですか?どんな肉を使っているかわからない外食はしませんか?
糖質による健康被害と食品添加物による健康被害をダブルで受けるぐらいなら、せめてモロに血管内皮を傷つける糖質だけでもまず控えようとよっしーは思います💦
糖質制限と塩分の意外な真実
また「糖質制限するとおかずばかり食べるので塩分の過剰摂取になるのでは?」と糖質制限したことがない方が想像でおっしゃることもあります。
実際にやってみると分かりますが、ご飯と一緒だからこそ甘辛ーい味付けのおかずをたくさん食べられるのです。
糖尿病患者は血圧が高い人も多いのですが、糖質制限をしていると努力しなくても自然に薄味が好きになりますね。
江部康二医師のブログ記事を読みましたが、むしろ糖質制限している場合は「塩分不足」になる場合もあるので気を付けなければいけないそうです。
血糖値を下げて糖を中性脂肪に変えるホルモン「インスリン」には、腎臓でナトリウムの再吸収を促す働きもあります。
糖質制限で必要以上にインスリンを分泌させないようになると、ナトリウムは排泄されやすくなり、塩分摂取量が元々少なすぎると塩分不足になることがあるそうです。
塩分不足の状態になると、体がだるくなったり頭痛がしたりぼんやりしてしまうことがあるんですって。心当たりはありませんか?
日本人は食塩を過剰に摂取しがちなのですが、糖質制限をしている場合は普通程度に摂取すればちょうどいい感じになるのかもしれません。
わが家では沖縄のミネラル豊富な海塩「ぬちまーす」を愛用しています。安価ではありませんが、塩ぐらいは良い物を使いたいので♪マグネシウム豊富なので便秘にも良いです。
何らかの病気で厳格な塩分制限をしなければいけない場合は、血液検査の結果などを踏まえて主治医とよく相談してくださいませ。
出来る範囲で自炊するといいです
たまに「私は糖質制限で健康状態が悪化した!」と大騒ぎする人がいて、聞いてみると外食でトンカツ食べ放題だったりします。
そもそもトンカツはそれなりに衣に糖質があるので糖質制限で好きなだけ食べてもいいものではありませんし、ソースなどかければさらに糖質量は多くなります。
糖質制限をする・しないに関わらず、健康への害を少しでも減らしたいのならまずできるだけ外食や市販の総菜を買って食べることはやめて自炊するといいですよ。
不必要なモノがどっさり入っている市販のドレッシングではなく、手作りすれば新鮮で安全でおいしいです♪
糖尿病患者の場合、たとえ有機栽培だろうが最高級ブランドだろうが糖質の多い食材を食べれば血糖値がただちに上がり、血管にダメージを与えてしまうのは明らかです💦
だからまず気を付けるべきは過剰な糖質であって、それ以上何をどう気を付けていくかは個人ができる範囲で判断することではないでしょうか。