自分や子供が糖尿病を発症しやすい体質かどうか遺伝子検査で分かる?

仲良し3世代家族

将来の糖尿病発症リスクを遺伝子検査できる?

よっしーは20代で息子たちを産んだのですが、父から糖尿病体質を受け継いだせいか妊娠糖尿病→2型糖尿病になりました。父と弟も若くして発症しました💦

普通は、2型糖尿病って40歳以降に発症する人が多いんですよね…だから4年前に当時30代で糖尿病で入院した時は同室の方たちから「まぁ、可哀想に」と同情されちゃいました。

でも、現在まだ30代以下で糖尿病は発症していないけれど将来糖尿病になるんじゃないか、またはお子さんが糖尿病になるんじゃないかと心配なさっている方は多いですね?

現在あなたが糖尿病または糖尿病予備軍かどうかは、食後に自己血糖測定を行えばだいたい分かります。でも、「将来そうなるかどうか」を知る方法があるのでしょうか?

 



よっしーは先日、ダイエットに関する遺伝子検査を受けました。結果はとても意外なものだったので、興味がある方は姉妹ブログのこちらの記事をお読みください。

将来2型糖尿病などの病気にかかるリスクが高いかどうかは、世界最多360項目を解析できる遺伝子検査キット [ GeneLife Genesis ]で調べることができます。

これは18歳以上の方が対象で、頬の内側の粘膜をちょっと綿棒でこすってそれを郵送で送るだけで簡単に遺伝子検査が受けられるサービスです。

遺伝子検査というと何だかちょっと怖い気もしますが、自分がどういう病気にかかりやすい体質なのか知っておけば、それに応じた対策もできますからね。

 

にゃご
遺伝子って言うのはつまり、体の設計図なんだよな?

よっしー
そうね。お父さんやお母さんから受け継いだ設計図なのよ。そこにはあなたの運命が刻まれているわ。

 

遺伝子検査でどんな病気のリスクが分かるの?

遺伝子検査キット [ GeneLife Genesis ]の公式サイトで調べてみると、このキットではものすごくたくさんの病気のリスクが分かるようです。

たとえば2型糖尿病・がん・循環器疾患・B型肝炎・C型肝炎・緑内障・男性型脱毛症・痛風・骨粗しょう症などなど…とてもここにはすべて書ききれないので、詳しく知りたい方はこちらをお読みください。

ダイエットに関する遺伝子(糖質の代謝が苦手なリンゴ型・脂質の代謝が苦手な洋ナシ型・筋肉がつきにくいバナナ型)に関しても知ることが出来ます。

 

 

面白いなぁと思うのが、ミトコンドリアDNAから祖先のルーツまで分かったり、筋肉の発達・運動能力・アルコール代謝・アレルギー体質・長生き体質かどうかなども分かります。

ただ、遺伝子検査はあくまでも「その病気になるリスクが高いかどうか」を調べるだけなんです。必ず病気を発症するわけではないんです。

その結果を受け止めるためには心の準備だっているでしょう。だからかな?検査を受けられるのは18歳以上に限られます。

 

わが子が糖尿病体質を受け継いでいるかどうか

今のところ、未成年の子供が将来糖尿病になりやすい体質かどうかを遺伝子検査で調べることはできないみたいですね。

でも、両親のどちらかが糖尿病体質の場合は、子供にもその体質が受け継がれていると考えて育てればいいのではないでしょうか?

「うちの子太っていないし、学校の検尿でも引っかかったことはないですから」とおっしゃるでしょうけど、油断は禁物です。

だって日本人は太っていないのに2型糖尿病になる人も多いですし、学校の検尿で糖が出て引っかかるのは糖尿病がかなり進行した子だけでしょう?空腹時血糖値が170ぐらいになって初めて尿糖が出るのですからね。

 

 

もしかするとお子さんは、学校給食を食べた後に血糖値が跳ね上がっているかもしれませんよ…測ってないから気付かないだけで。そして5時間目に眠くなっちゃったり💦

糖尿病は、お医者さんの言う通りにしていてもじわじわと悪化する人がたくさんいます。目が見えなくなったり、人工透析になったり、心筋梗塞やガンなどのリスクも上がります。

可愛いわが子に「あー糖尿病になったら薬を飲んだりインスリンを打てばいいのよ♪」なんて思えませんし、糖尿病のリスクの高い子かもしれないのに好き放題糖質を与えようとは思えませんよね。

 

糖尿病になるかもしれない人はどう生活すべきか?

現在の医学ではまだ、遺伝子に刻まれた「糖尿病を発症しやすい体質」そのものを変えることは不可能です。

せいぜい、筋肉をつけて太らないように気を付けることぐらいでしょうか…あっ、最新の研究で筋トレ時には糖質はまったく必要ないことが分かったんです♪

そして何よりも重要なことは、その人の体が処理できる能力の範囲内で糖質を摂取することです。もともと糖質の処理が苦手な人に山ほど食べさせるなんてあまりにも過酷!

縄文時代までは誰もが少量の糖質しか食べていなかったので、糖質の処理が苦手な体質の人も問題なく暮らすことが出来ていたんです。でも現代はそうではありません💦

 

 

世の中には、糖質まみれの食べ物しか存在しないわけではありません。糖質が少なくて栄養たっぷりで美味しい食べ物はいくらでもあります。

美味しいものを楽しみながら、生まれつきあまり強くないすい臓をいたわるような食生活。親は、子供にそういう生活のコツを教えてあげることができるのではないでしょうか?

糖尿病になりやすい体質を持って生まれても、糖尿病を発症するような生活をしなければ一生問題なく健康に暮らせるんです。

そして「糖尿病を発症するような生活」は、世間で多くの方が思っているようなものとはかなりかけ離れたものかもしれないということを忘れないようにしましょう。

 

にゃご
お酒が飲めない体質の人はお酒を飲まなければいい。糖質が苦手な人は食べすぎなければいいんだね。

よっしー
そうよ、たったそれだけのことよ。自分の体質に合わせた生活をしていれば悪いことは何も起こらないのね♪

 

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.