薬との付き合い方

インスリンも注射から飲み薬へ

ノボ ノルディスク社が長時間作用型の経口インスリン製剤の臨床試験に成功していたことを知りました。なんと、インスリンは注射しなくても飲み薬として飲めばいい時代がもうすぐそこまで来ているのですね。びっくりです!

よっしーも糖尿病と診断された時は、低カロリー食を食べてインスリン注射を1日4回していました。でも、注射は別に痛みもほとんどなく、注射すること自体がイヤだったわけではなかったんです。

注射は痛くないけど、本当にインスリンを使う必要があるのか?という疑問がありました。

どんな薬にもかならずリスクがあります

飲み薬だろうとインスリンだろうと、クスリにはリスクがあることを忘れてはいけないですよね。糖尿病薬のスーグラやフォシーガでは死亡例も出ていますし、誤ってインスリンを過剰投与して死亡した方もいらっしゃいます。

インスリンは1型糖尿病の方など、どうしても使う必要がある物です。でも、使い方を間違えると死亡してしまうほどの力を持っているのですから、使用に際しては細心の注意を払わなければいけないと思います。

(上のグラフは、日本薬学会第136年回よりお借りしました)

さらに、発売されてからまだ年月が浅い糖尿病新薬などは、本当にその薬を何十年も飲み続けても健康への影響がないのかどうかはっきりと分かったわけではありませんよね。

メトホルミンは1950年代から使われていますが、なぜか日本では新しいDPP-4阻害薬のほうがたくさん処方されているようですね。

どんな方法にも合う合わないが必ずあります

ありとあらゆる薬には副作用があります。たまたま副作用が何も出なければ良いのですが、一定の割合で副作用が生じてしまうのが薬なのです。

それでも、その薬によって救われる人が多いからこそ薬は使われています。糖尿病の新薬で死亡例が出たからといって、薬は発売中止にはなっていませんよね。

薬だけではありません。食事療法も運動療法も、やり方や体質によってはうまくいかない人、合わない人、体調が悪化する人がいます

生まれつきの病気で高脂肪食が出来ない人もいらっしゃいますし、激しい運動で糖尿病網膜症や腎症が悪化する危険性もあります。

だからこそ「これこそが万人に合うのだ」という唯一無二のメソッドが存在するのではなく、みなさんが自分の体と相談しながら自分に最も合っている血糖コントロールの方法を模索していかないといけないんですね。

クスリにはリスクがあることを踏まえたうえで、薬との良い付き合い方を考えていきましょう。

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