血糖コントロールと合併症予防のための基本方針

素晴らしい記事を読みました

内科医の水野先生のブログに、すごく共感できる記事がありました。ネット上に溢れるさまざまな意見のうち、どれを信じたらいいのか迷っている方はぜひお読みください。

血糖コントロールの仕方は、人それぞれ。どれかひとつの方法だけが正しくて他は間違っているということはないんですよね。

だから、「自分の言うことだけが正しくて他はダメだ」という言い方をする人には要注意、というのはすごく分かります。

本当に賢い人は、自分の考えに自信を持っていても常に他から学ぶ姿勢を忘れないものだと思いますし、分からないことは正直に「分からない」と言えると思います。よっしーも気を付けなきゃ…

基本的な方針は?

さて、血糖コントロールの方法は人それぞれと書きましたが、高血糖状態が続くことが体によろしくないのは明らかです。それから、たとえ血糖値が良好でも高インスリン状態が続くこともやはり体によろしくないこともわかっています。

だから、どんな方法であれ「高血糖にならない」「高インスリン血症にならない」ことを目指さないといけません。

高血糖にならないためには、血糖値をダイレクトに上げる食品(糖質)を食べすぎないことが大事です。運動で消費できる量には限りがありますので、それ以上に糖質を摂取すると高血糖になります。

脂質では消化吸収が緩やかになって血糖値上昇のタイミングが遅れることはあっても、脂質そのもので血糖値は上がりません。たんぱく質で血糖値が多少上がる方もいるそうですが、糖質ほどは上がりませんし、2型糖尿病の場合はまったく上がらない方も多いです。

それに、たんぱく質でも血糖値が上がる可能性があるなら、せめて糖質だけでも控えめにしないといけませんね。糖質は糖新生能力が正常な大部分の人にとっては必須ではありませんが、たんぱく質は必須なので優先的に食べなくてはいけないのですから。

次に高インスリン血症にならないためには「インスリンをたくさん必要とする食物の摂取を控えめにする」「インスリン抵抗性をなくす」です。

インスリン抵抗性の改善方法としては、肥満を解消する・定期的に運動する・インスリン抵抗性改善薬を服用する方法があります。

負荷の強い運動はカテコラミンなどの インスリン拮抗ホルモンの分泌を刺激する のでかえって血糖値が上がることもあり、運動の強度は中程度が良いようですね。

自分に合っていて無理なく継続できる方法で

何でも、重要なのは継続できるかどうかです。どんなに効果的な方法であっても、その人にとって辛すぎて結局継続できないようでは意味がありません。

効果が期待出来て、なおかつ肉体的・精神的に負担がなく継続していけるような血糖コントロールの方法を各自で模索していきましょう。

そして、他の誰かから自信たっぷりに勧められた方法であっても、自分にはあまり効果がないと感じたら勇気を出して中止することも大事ですね。だって、ある方法がすべての方に同じように効果があるとは限らないのですから。

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