なぜあちこちでケンカになるのでしょう?
リアルではそんな光景は全く見かけないのに、なぜかネット上では、血糖コントロールの方法をめぐって激しい言い争いが行われているのを見かけることがあります。
ケンカを見ても何も楽しいことはないんですけど、思わぬ場所でそういうやり取りが間違って目に入っちゃうことってあるんですよね。
たとえばAさんが「僕はこのサプリメントで血糖値が下がった。食事も運動も効果がない。このサプリを買うべき」と言ってサプリメントを勧め、Bさんは「そんなサプリはインチキだ、お前はただサプリを売りたいだけだろう!業者乙!」と言い、Cさんは「俺は暴飲暴食をやめるだけで血糖値が下がった。糖質制限なんて必要ない!」と言ったりします。
またDさんは「テレビの健康番組で紹介していた神食材を食べればいいんじゃないですか?」と言い、Eさんは「病院のお医者さんの言うことが正しいと思う」と言います。
この場合、Aさんは自分にはたまたまサプリの効果があったからといって、他人もそれが効くはずだと思って押し付けてしまっています。Bさんは自分にはサプリの効果はなかったので、それを売りつけようとする人が許せません。
Cさんは自分が暴飲暴食をやめるだけで効果があったからといって、他の人もその程度のわずかな努力で同じように効果が出るはずだと思い込んでしまっています。
DさんやEさんは権威に弱いタイプで、それが本当に本当のことなのか確かめようとしないで「きっとお医者様の言うことだから正しいのだろう」と鵜呑みにしてしまいます。
皆それぞれ、自分の体験や自分の考えだけを基準にして考えてしまうから「他の人は自分とは違うのかもしれない」と考えることが出来ないんですよね💦
やれやれ、厄介だな…自分こそが正しいのだとみんな思っているからケンカになるのかな?
いろいろな考えがあるのはいいわよ。だけど自分のやり方が他のすべての人にも同じように当てはまると思ってはいけないわ。
大人しい人もネットでは攻撃的になりがちです
ネットではどうしても、気が強くなりがちです。匿名なので、ついつい大きなことを言ってしまう人もいらっしゃいます。「俺こんなにスゲーんだぜ!」ってね。いわゆるネット弁慶さんね。
リアルでは食事療法の方法をめぐってそこまで激しいバトルになったのを見たことがありません。たまたまよっしーの周囲では起こっていないだけかもしれませんが💦
そして「自分だけが常に正しいと思われていないと気が済まない」という性格の方もいらっしゃいます。共存するのではなく、少しでも自分と意見の合わない者は徹底的に叩き潰すのです。
本当に強い人と言うのは、↓Testosteroneさんのような方じゃないのかな♪「筋肉は裏切らない」が流行語大賞にノミネートされたので私もちょっとワクワクしてますw
話の通じない相手っているからな。そういう奴らとまともに話し合ってると気が狂うぞ。相手の事を理解しようという気持ちなんて一切なくて、自分の価値観を相手に思い切りぶつける事しか考えてない人間なんて山ほどいる。そういう奴らと話し合っても無駄だよ。ストレス溜まるだけ。相手にしたらダメ。
— Testosterone (@badassceo) 2018年10月16日
糖質制限系の食事療法をしている人の中にも、自分のやり方と少しでも異なるやり方をいちいち見下したり否定するのが大好きな人がたまにいらっしゃるんですけど、ホント疲れちゃいます。
たぶん大部分の方は、実際に会って話せばそこまで攻撃的な性格ではなく、むしろ気が弱くておとなしいタイプの方も多いんじゃないかと思うのですが…
他者を尊重するということは、自分が尊重されていると感じていなければなかなかできないことです。「もっと私を尊重して!認めて!」と思いすぎると、他を認めることが出来なくなってしまうのかも。
イライラするとムダに血糖値が上がるのよ♪
よっしーは、若い頃から玄米中心の低脂肪な和食中心の生活を心がけてきて運動も十分すぎるぐらいしていたのに糖尿病を発症しました。
だから「玄米にすればOK」「運動すればOK」なんてことを聞くたびにイライラした時期もありましたが、その方にとってはそれは事実なわけだから、いちいち怒ってもしかたがないなぁと今は思います💦
自分はこの方法で効果があったので他の人も同じ方法でイケるはずだ!と決めつけちゃう人は、たぶん悪意があるのではなく想像力が足りないだけ。
糖質制限に関して明らかに間違っている批判があれば、「それは違うんじゃないかな」と自分の経験から意見は書きますけど、何を選択するかはその人の自由だと思います。
どこかの大学の先生が数種類の異なる性質を持った細菌を競争させたら、もっとも優れている細菌だけが生き残るのではなく他の者もちゃんと一定のバランスで生き残っている、という研究の話を聞いたことがあります。
最適な答えは、ひとつではないはず。いろいろな選択肢があってしかるべきですよね。アメリカでは糖質制限を含め、いくつかの食事療法が糖尿病患者の食事療法の選択肢として認められています。
「〇〇だけが正しくて他は全部ダメだ!」と言って否定する必要はないですよね、自分が〇〇関連の商売をしているとかでない限り。
糖尿病の食事療法、いろいろ選択肢が広がるといいなぁと思います。たった1つの方法しかないと、たまたまその方法が合う人たちはいいですけど、そうでない人は切り捨てられてしまいますもん💦
「選択肢のひとつとして正式に認めてほしい」と「この方法だけが正しくて他は絶対に認めない!」は意味がまるで違いますよね。
せっかく血糖値をコントロールしているのに、そのことで無駄にケンカしたりイライラすると血糖値を上げるホルモンが分泌されちゃいます!これは糖尿病にとって最悪なので、ゆったりした気持ちで過ごしたいですね♪
自分が美味しい物を食べて満足していれば、いちいち他の人の食べている物にイライラする必要も無いんだよね!
そうよ、そんなことで無駄にイライラして血糖値が上がるなんて損じゃない♪