ダイエットコーラじゃだめ!?
以前、知人女性がよっしーの目の前で500mlペットボトルで一気にゴクゴクとコーラを美味しそうに飲み干しました。
「普通のコーラが好きなの?ダイエットコーラは好きではないの?」と思わず訊いてみると「あー、あれはマズイから嫌いなの、赤いコーラ(下の画像)じゃないとね☆」と。
1本では足りなかったみたいで、その後、お代わりを自販機に買いに行っていました。もちろんダイエットコーラではなく普通のやつです。
その時は「ああ、ダイエットコーラは甘みが足りないからイヤなんだろうな」と思いましたが、よく考えるとそれだけではないかも…!?
じつは「ただ甘いだけではダメで、血糖値が上がることで初めて満足できる方たち」がいらっしゃるようなのです。
このような方には、どんな一流のパティシエが作った最高に美味しい低糖質スイーツを食べてもらってもイマイチ満足しないかもしれません。
…だって、美味しくても低糖質スイーツだと血糖値がほとんど上がらないからです💦今回は「血糖値が上がらないと満足できない問題」について考えてみましょう。
血糖値が上がることで満足するのですか?
本来、そんなに血糖値が大きく上昇することってないんだけどね。健常者の方は特にそうでしょう?
血糖値が上がると一瞬元気になった気がする!?
血糖値が上がると、脳の快楽中枢に作用してドーパミンが出て「多幸感」を感じるのだそうです。これは法律で使用が禁じられている危険な薬物と変わりません。
この多幸感は、「一瞬元気になった気がするけど、すぐまた落ちるほんの一瞬の気持ち」とでもいえばいいでしょうか。だからまたすぐに欲しくなるんですね。
ネズミを使った実験で研究者がネズミに砂糖水を与えるとネズミは興奮し、食べ物そっちのけで砂糖水を飲むようになりました。
また別の実験で、同じように砂糖水中毒になったネズミが狂暴化し、他のネズミや実験者に対して非常に攻撃的になったということです。
ヒトでもこのような例はしばしば見かけるので、よく分かりますよね。お腹がすくと機嫌が悪くなる人や、糖質制限に対して異常なまでの敵対心を持つ方など💦
よっしーが糖質制限ダイエットを始めた頃、食事をしても何となく物足りない気がしました。胃袋は満たされているはずなのに、脳がまだ満たされていないような感じでした。
それまで血糖値が急激に上がって多幸感があったのに、なくなったせいでしょうね。でも幸い、やがて血糖値が上がらなくても満足感を感じることができるようになりました。
どうやらよっしーの場合は、まだ取り返しがつかないほど糖質依存症に陥っていたわけではなかったようです。
糖質オフスイーツでは満足できない?
最近ではコンビニやお菓子屋さん、ネット通販など、あちこちで美味しい糖質オフのスイーツが手に入るようになりました。
それらはとても美味しいのですが、ふと「糖質依存症の方たちは、これを食べても満足できないかもしれないな」と思いました。それらは美味しくても血糖値が上がらないからです。
皆さんの周囲にも、いつも甘い物やおにぎりや菓子パンばかり食べていて、いきなりイライラしてシカトしたり攻撃的になる人がいるかもしれません。
よっしーの職場にもかつてそんな女性がいました…でもね、それはもしかしたら食べ物のせいかもしれないんです。
このような方がいきなり糖質制限を始めてしまうと、非常にイライラして辛い「禁断症状」に襲われるかもしれません。
いっそきっぱりと「断糖」してしまったほうがラクだという方もいらっしゃいますが、低カロリー甘味料を上手に利用して徐々に「血糖値が上がらなくても満足できる」を目指すのも良いと思います♪
血糖値が急上昇することは明らかに良くないので、そうならなくても平気な状態に慣らしていかないとね。
そうよ、血糖値が上がらなくても美味しいものはこの世界にはたくさんあるんだから♪