血糖値ってそもそも何?
「健診で血糖値が高いと言われた」
「糖尿病になってしまった」
「血糖値スパイクがあるんじゃないかと気になる」
この頃、みんなが何かと気になる「血糖値」のこと。でも、血糖値について本当に詳しく知っている人は意外に少ないかも…!?
このブログでは、2型糖尿病患者のよっしーが、みんなの気になる血糖値と糖尿病について自分の体験を踏まえていろいろと書いていこうと思います。
よっしーは父と弟が2型糖尿病で、気を付けていたのに自分も妊娠糖尿病→2型糖尿病を発症してしまいました。
血糖値は狭い範囲で調節されている
ヒトの血糖値は、健康な人では空腹時70~110の間で調整されています。まったく糖尿病のケのない人では、70~100だと言われます。
また健康な方が糖質を含む食べ物を摂取すると、ホルモンが働いてくれるので血糖値はそれほど上がらないです。
それは、血糖値は基準値より低すぎても高すぎても、健康に悪影響をもたらすからです。血糖値を調節してくれているのが、各種ホルモンです。
血糖値を下げる働きがあるのは、インスリンというホルモンだけです。食事中の糖質が多いと、血液中の糖が多くなりすぎてしまうので、インスリンが下げます。
インスリンにはまた、脂肪の合成を促進する働きもあります。食事で摂取した糖が使い切れずに余った場合は、中性脂肪となって蓄えられます。
一方、血糖値が下がりすぎると、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンが上げてくれます。
血糖値が高すぎても様々な問題を引き起こしますが、血糖値が下がりすぎるとそのまま死ぬ危険性があるからです。
血糖値の調整がうまくいかない
近年とくに問題になっているのが、血糖値が上がる食物を食べ過ぎているのに食後に運動しないため、血糖を下げるインスリンが動員されすぎてすい臓のベータ細胞が疲れ果ててしまい、糖尿病を発症したりその一歩手前の状態になる人が多くなっていることです。
また、何らかの病気により、血糖値が低い状態が続くこともあるんです。血糖値が高いのは健康上問題ですが、低すぎることはとても危険です。
このブログでは血糖値や糖尿病に関するさまざまなことに焦点を当てて、いろいろ取り上げていこうと思います。ねこたちともども、どうかよろしくお願いしますね。