女性ホルモン「エストロゲン」が血糖値を下げる
血糖値を上げたり下げたりする要因について調べていると「女性ホルモンのエストロゲンが血糖値を下げる」と書かれているのを見つけました。
正確に言うと、エストロゲンがインスリンの感受性を高める(少量のインスリンで血糖値を下げやすくする)のだそうです。
なるほど、確かによっしーはエストロゲンの分泌量が減る月経前の時期には血糖値が高めになります。そして月経2~3日目あたりからぐっと下がります。
全ての女性がそうだというわけではありませんが、月経前~月経前半あたりに血糖値が上がりやすくなる女性はちらほらいらっしゃいます。
…ということは、この先、閉経してエストロゲンの分泌がぐっと減ったら、さらに血糖値が上がってしまうの!?ショックです…
日本女性は50歳前後で閉経することが多い
(上のグラフは第一三共ヘルスケア様のサイトからお借りしました)
女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量は、女性の一生の中で大きく変化します。よっしーが子供を産んだのは20代の半ば、最もエストロゲンが活発に分泌されていた時期でした。
よっしーの場合、おそらく閉経するまではまだ10年ぐらいありますけど、今後ちょっとずつエストロゲンの分泌量は減っていくんだろうなと思います。なんとなく寂しい気がしますね。
また、遺伝子の異常やほかの病気の治療の後だったり、喫煙の習慣がある人、無理なダイエットで痩せすぎている人、ストレスが強い人、もともと生理不順だった人などは早く閉経してしまうことがあるので注意が必要です。
40代以降は油断は禁物です
(上のグラフはアサヒ飲料様のサイトからお借りしました)
男女とも若い頃に糖尿病を発症する人は少ないですが、40代以降ぐっと増えてきます。今現在何ともない方も、いずれ糖尿病になる可能性があるのです。
上のグラフで若い女性は男性よりも糖尿病の確率が高いのは、妊娠をきっかけに妊娠糖尿病になり、そのまま2型糖尿病に移行してしまうという方がいらっしゃるからではないでしょうか。
ホルモンがすべてではありませんが…
血糖値を上げたり下げたりする要因は、ホルモンだけではありません。もちろん、他にもたくさんの要素があります。
女性ホルモンがすべてなら、まだホルモンがあまり出ていない小さな女の子は糖尿病になりやすいのか?ということになってしまいますもんね。
しかし、女性ホルモンがひとつのカギであることに間違いはありません。
女性は、閉経後は血糖コントロールがやや難しくなるかもしれないということを頭の中に入れておいて、日々の生活を送るようにしたいですね。