食後高血糖に要注意!!
江部康二医師のブログ記事に、まだ糖尿病と診断されていないみなさんにぜひ読んでほしい文章が載っていました。以下は引用です。
糖尿病の早期診断には、空腹時血糖値ではなく主食摂取開始後1時間血糖値を調べましょう。これが180mg/dlを超えていると将来糖尿病になりやすいのです。
よっしーが初めて耐糖能異常を指摘されたのは長男妊娠中ですが、その時はOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)で負荷前110・1時間値184・2時間値146でした。
OGTTでは白米やパン、パスタなどを食べた時よりも急速に血糖値が上昇するものですけど、それでもピーク値は184でした。
だから普段の食後血糖値はそこまでは上がっておらず、150~160ぐらいだったのではないかと想像します。
それでもしっかりと「妊娠糖尿病」だったのですから、まだ糖尿病と診断されていなくても食後に血糖値がこのぐらい上がる方は気を付けなければいけません。
まして健常者の方で食後血糖値が180を超えることは普通は考えにくく、このような場合はすでに糖尿病になりかけているのかも💦
ちなみに糖尿病ではなくても楽天市場でフリースタイルリブレ本体とセンサーを購入すれば14日間、ずーっと血糖値の変化を追いかけることができます。
自分は糖尿病と言われていないから大丈夫?
まだ健康診断に引っかかったことのない方がたまたま糖質の多いものを食べて食後血糖値が180ぐらいまで上がったとします。
それは「へぇー健康な人でも意外に血糖値が上がるのねぇー」と受け止めるのではなく「私、糖尿病になりかけているの!?」と考えるべきかもしれません💦
日本人の場合、糖尿病の初期または前段階では空腹時血糖値は正常値であり、食後血糖値だけ高くなるパターンが多いんです。そのまま数年間放置すると、とうとう空腹時血糖値も高くなってしまいます。
よっしーのリアル友人には、この段階で自己血糖測定器を購入して食後高血糖に気付いて糖質制限を始めることができた方がいます。遺伝で、スリムな体型の女性です。
この段階で「普通の人が食べる糖質の量は私には負担が大きい」と気付ければいいのですが「私は糖尿病じゃないから食事制限は必要ないわ~」と思っていると、数年後には後悔することになるかも!
糖尿病専門医の方ですら「糖質制限は糖尿病の患者がやるもの。健康な方には不要です」とおっしゃる方もいらっしゃいますね。
でもよっしーたち2型糖尿病患者だって、生まれつき糖尿病だったわけではありません。ほとんどの方は、ほどよく食べているつもりで実はその食事がじわじわと負担となって発症したはず。
いま現在「私はとても健康的な食事を心がけているわ」と思っている方も、もし食後高血糖があるのだとしたらその食事はあなたにとっては糖質が多いのですよ。
細い方もお子さんも気を付けて!
これまで周囲の人たちの話を聞く限り、食後高血糖には体型は必ずしも関係ありません。むしろ糖尿病家系の方は、太っていないのに若い頃から食後高血糖になりやすい印象です。
中には小学4年生のスポーツをしているお嬢さんが食後高血糖だと分かってショックだという、やはり痩せ型2型糖尿病のお母様もいらっしゃいました。
20代で妊娠糖尿病になる方は多いですし、そのぐらいの年代で2型糖尿病になる方もいらっしゃいます。しかし糖尿病は、10代ですでに始まっていたのかもしれません。
いったん「ガチ」の糖尿病になってしまうと糖尿病合併症も出てきたりして大変なので、出来る限り早く耐糖能異常に気が付いて対策を始めることが大事ですね♪