毎回HbA1cの値を薬剤師さんに訊かれる…
糖尿病内科の診察が終わると、病院のすぐ横にある薬局に行ってメトグルコをもらいます。インスリン注射のランタスをやめた時は「ええっ…やめたんですか…?」と薬剤師さんからかなり怪訝な顔をされましたね。
さて、どの薬剤師さんたちもにこやかで親切なんですけど、少しだけ「うーん…」と思うことがあります。
それは毎回薬剤師さんから「今回はHbA1cはいくつでしたか?」と訊かれて答えないといけないということです。
私は別にそれほど悪い数値というわけではないので普通に答えてますけど、これ、あまり数値が良くない方にとってはかなりプレッシャーになるんじゃないでしょうか💦
で「みなさんはどう思っていらっしゃるんだろう?」と思ってツイートしてみたところ、多くの方から「私も周囲の人に病気のことを知られたくない」「大声で言わないでほしい」などの意見をいただきました。
もちろん薬剤師さんたちはまったく悪気はゼロですし、私たちのことを心配して訊いてくださっているというのは分かるんですよ。
でも、妊娠糖尿病でインスリン使用量が増えた方(妊娠後期にはインスリン必要量が増えます)は「どうしてこんなに増えたのかしら」と言われて責められているようで辛かったそうです💦
今回は別に糖尿病に限ったことではありませんが「患者として薬剤師さんたちにお願いしたいこと」を記事にしてみることにします。
妊娠糖尿病の女性は別に食べ過ぎたわけでもないんだよニャ?
そうよ、どうしようもないことを言われたくないわよね💦ただでさえ病院で結果が悪くて落ち込んでいるときにさ。
病気を周囲の人に知られたくない患者もいます
私は2型糖尿病を恥ずかしいとは思っていません。別に世間一般の人たちと比べて特に悪いことをして病気になったとは思いませんから。
でも、病気のことを周囲に知られたくない方はたくさんいらっしゃいます。その気持ちもとても分かります。まだまだ差別や偏見もありますよね💦
薬局ってたいてい他の患者さん達もその場にいるのに、大きな声で「血糖値が…」なんて言われたら「へー、あの人若いのに糖尿病なんだなぁ」って目で見られてしまいますよ。
また、病名によっては周囲の人に知られたくないと感じる方が多いものもあったりしますよね。それが分かってしまうようなことを言われると困ってしまいます。
「いえ、必要があって言ってるんです!」とおっしゃるでしょうけど、周囲に他の患者さんが居る時は特に声の大きさと内容に配慮してくださると嬉しいですよね。
糖尿病に関しては「HbA1cはいくつでしたか?」とまで言わなくても「調子はいかがですか?」ぐらいでいいと思うのですが…何か問題があれば糖尿病内科の主治医はちゃんと見ているでしょうし。
中にはそこら辺のお医者さんよりもいろいろ詳しくて頼りになる薬剤師さんもいらっしゃいますけど、自分が別にアドバイスを求めていない時にいろいろ言われたくないという患者さんは多いと思います。
必要なことは言い方に配慮して訊いてくださるのは良いとして、あとは知りたいことがあればこちらから相談したいと思うのです。
答えたくないことは無理に答えなくてもいいそうです
この記事を書くにあたってYahoo!知恵袋を見ていると↑『デリカシーのない薬剤師について』という質問を見つけました。業務上、薬剤師さんが病名などに言及するのは仕方がないようです。
ただし『嫌なら必ずしも答える必要がありませんし、ちゃんと考慮してくれる薬局を選んだほうがいい』んですって。
近所のいくつかの薬局でママ友たちが薬剤師として働いているのでそっちに行ってもいいんですけど、糖尿病内科に行くといつも遅くなるので面倒くさくてつい病院の横の薬局に行っちゃいます。
別に薬剤師さんに限ったことじゃなくて接客のお仕事はみんな同じだと思いますけど、どうしても必要なことであっても配慮ができる人とそうでもない人がいらっしゃいますからね。。
「あの薬局、いつもいろいろ訊かれて嫌だな」と感じる場合は別の薬局に行ってもいいんじゃないでしょうか?どこの薬局で薬を受け取っても別に構わないはずなので。
「今回はHbA1cはいくつでしたか?」と訊かれたときにすごく良い数値を言って薬剤師さんをビックリさせてやろうという野望もあるんですけど、風邪を引いたりしてなかなか思い通りにはなりませんからね💦
プライバシーに配慮してくれる薬剤師さんが増えるといいニャー!
そうね、気遣いしてくれる方はありがたいわね。