「何でも食べられるのが一番」を押し付けないで!

カーボカウントを押し付ける糖尿病専門医は嫌いです

たまに「糖尿病だからって糖質の多いものを食べてはいけないと思っている人がいる、けしからん!インスリン注射をすればなんでも食べていいのに」と仰る方がいらっしゃいます。

確かに1型糖尿病の患者さんは足りないインスリンを注射で補うことで健康な方とある意味同じに食べてよいことになります。ただ、1型さんでも血糖値の乱高下をなるべく小さくするために糖質オフを実践なさっている方は何人か知っています。

特に子供さんなど、みんなと同じものを普通に食べていいのはとても嬉しいことでしょうし大事なことだと思いますが、あえて何か考えがあって違う方法を選ぶ人もいるのに「普通に食べること」を押し付けてはいないでしょうか?



残念ながら、インスリンを注射して普通に食べている1型糖尿病患者さんも2型糖尿病患者さんも一定の割合で糖尿病合併症になります。だったらもっと良い方法を…と思う方がいても何もおかしくはありませんよね?

漫画の佐賀美先生は私の主治医の先生(糖尿病専門医・指導医)をちょっとモデルにして作りました。主治医も「うまくいっていて辛くなければ糖質制限でもカロリー制限でもいいわ」という方なので。ありがたいです。

言いたいことは漫画の中でだいたい描いたのでこれ以上多くは語りません。どうか「選択の自由」を認めてください。自分が思う正解以外を否定しないでください。いろいろな患者が今日も一生懸命病気と向かい合っています。

 

にゃご
にゃご

自分がいいと思う方法以外はなかなか認められないものかな?

よっしー
よっしー

お医者さんたちも甘いものが大好きな人は多くてなかなか分かってもらえないわ。だけど、そうしなきゃいけない患者のことは認めてほしいわね。

 

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