乳製品で高齢者の骨折や転倒のリスクが減る!
オーストラリアの研究で、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を食事に追加することによって高齢者の骨折や転倒のリスクを減らせることが明らかになったそうです。
カルシウムやタンパク質が不足すると骨が弱くなるというのはよく知られていますし、高齢者は動物性タンパク質を十分に摂れていない人も少なくないですからね…
亡き祖母もかぼちゃの煮物やわかめときゅうりの酢の物など野菜はよく食べていても肉や卵は嫌いで、たまに少量の刺身を食べる程度でした。
糖尿病ではなかったですが、庭先で転倒して大腿骨を骨折して入院し、そのまま寝たきりになり1年後に亡くなりました。もっと気を付けていればあるいは…と悔やまれます💦
さて、高齢者の場合はカルシウムもタンパク質も不足気味なことが多いのは分かるのですが、高齢ではない糖尿病患者の場合はどうでしょう?
カルシウム?ああ小魚の干物とかにたくさん入ってるあれですか。
特に意識したことはありませんでした~!
人間の場合、何をどれぐらい食べているかはけっこう個人差があるみたいだしね。糖尿病の影響もあるんですって。
糖尿病患者は骨折リスクが高い!
糖尿病患者はそうでない方と比べて骨折リスクが高く、たとえば大腿骨の骨折リスクは2型糖尿病患者では1.3~2.8倍高いことが分かっているそうです。1型糖尿病では3~7倍とか!
私も糖尿病と診断されて間もないころに当時の主治医から「糖尿病だと骨折しやすいから気を付けてね」と言われましたが、なぜそうなのかは教えてもらいませんでした。
どうやら糖尿病患者では高血糖による酸化ストレスやインスリン抵抗性が骨を劣化させるようですが、1型さんでよりリスクが高いことから「高血糖」が最も影響を与えるのかもしれませんね。
糖尿病患者がそうでない方と比べて特にカルシウムやタンパク質の摂取量が不足しているわけではなさそうなので、まずは血糖コントロールでしょう。
そして血糖値を改善しようと頑張るあまり、これらが不足するような食生活(野菜ばかり食べるなど)にならないように気を付けなければいけません。
オックスフォード大学の研究では、厳格な菜食主義の方はそうでない方と比べて骨折リスクがなんと4割以上も高いことが分かったそうですから💦
カルシウムよりもマグネシウムに注意?
昔から「カルシウムは骨を丈夫にする」と言われてきたのでカルシウムばかりに注目する人もいらっしゃいますが、じつはカルシウムばかり摂りすぎるとかえって良くないのです。
マグネシウムも、骨の成長や強化、維持に重要なミネラルです。筋収縮を制御したり、血管を拡張させて血圧を下げたり、血小板の凝集を抑え血栓を作りにくくするなど重要な役割を持つミネラルです。
カルシウムとマグネシウムは2:1のバランスで(最近では1:1が良いとも)摂取することが大事です。カルシウムが多すぎるとマグネシウムが多く排泄されてしまうからです💦
現代の日本の食生活ではマグネシウムが不足しやすく、このことが2型糖尿病の増加のひとつの原因ではないかと考えられるそうです。マグネシウム不足はインスリン抵抗性の原因になるとか。
そうだとすれば、2型糖尿病を発症した時点でその人はもともとマグネシウム不足の傾向があるのかもしれません。
マグネシウム不足を無視してカルシウムばかり大量に摂取するとかえって良くないことになるかも…マグネシウムが足りているか考えてみませんか?
私は若いころからマグネシウム不足の症状(まぶたがぴくぴくするなど)がありましたので、慢性的にマグネシウム不足だったと思われます。
何をどれぐらい食べたらいいのか
高齢者の方は全体的に食が細い場合も多く注意が必要ですが、若い糖尿病患者の場合はそこまでカルシウムばかり意識しなくてもいいかもしれません。私はむしろ摂りすぎないように気を付けています。
特にチーズやヨーグルトが好きな方は知らず知らずのうちに摂りすぎている場合もあるので…心配な方はカルシウムとマグネシウムだけ栄養計算アプリでチェックしてみるといいですよ!
カルシウムを摂りすぎないようにほどほどにして、マグネシウムはかなり意識的に摂るぐらいでちょうどいいのかもしれません。
↑私は食事だけでは必要な量をなかなか補いきれないようなのでこのクエン酸マグネシウムを愛飲しています。
日本のドラッグストアなどで売られているマグネシウムは酸化マグネシウム(便秘用)なので気を付けてくださいませ💦
なおサプリメントを服用する場合、腎機能が低下している方は注意が必要なので主治医とよくご相談ください!
カルシウムとマグネシウムはバランスが大事なんですにゃあ。
骨の材料のタンパク質ももちろん大事ですね!
何がどれぐらい足りていないかを、ひとりひとりが考えないとね!