軽度2型糖尿病患者にありがちな4つのこと

糖尿病は早期発見すれば大丈夫?

よっしーは糖尿病発覚した時、あまりにも症状が重いので1型糖尿病も疑われました。しかし家族歴やその後の経過などから、たぶん2型なのだろうということになっています。

しかし2型糖尿病の患者たちの中では決して軽症なほうではなく、すでに糖尿病合併症もひととおり出ちゃっています…

よっしーの場合遺伝があることと、出産後ずっと専業主婦で血液検査を受ける機会が無かったために何年も高血糖に気付かないままほったらかしてしまったのが痛かったですね。

しかし会社員の方の多くは、年に1回は健康診断があるでしょう?だから糖尿病になっても早期発見・早期治療することができるわけです。

にゃご
糖尿病を早期発見できれば、よっしーみたいに重症になることもなさそうだから良いよね!

よっしー
ところが、必ずしもそうとばかりは言えないのよ。今回は軽度2型糖尿病の方が陥りがちなワナについてお話していくわね。

ちょこっとだけ糖質制限すればOK!と思う

よっしーは1gの糖質で血糖値が3ぐらい上がります、ものにもよりますが。1型糖尿病の方たちはもっと上がりますし、2型でも小柄な女性はかなり上がることがあります。

しかし2型糖尿病といっても軽度の方たちは、同じものを食べてももっと血糖値の上がり方は少ないかもしれませんね。

糖尿病は食後に血糖値が上がることが問題なので、逆に血糖値さえ目標の範囲内であれば何も問題が無いと思ってしまいますよね?実はこれが落とし穴なんですよね…

1型糖尿病や重い2型糖尿病の場合、食後に血糖値を下げるだけの量のインスリンを分泌できないのでかなり血糖値が上がってしまいます。したがって糖質制限をきっちりするとか、インスリン注射が必要になる場合もあります。

でもごく軽度の2型の方の場合、インスリン分泌能力はかなり保たれている場合もあります。こうなるとちょっとばかり糖質を摂取してもインスリンが大量に出ていて血糖値はあまり上がらないんですよね。

だから「あーよかった、私は軽症だからあまり糖質制限しなくていいわ♪」とちょっとだけ糖質控えめの脂質たっぷりスイーツやパンを食べ、血糖値はあまり上がらなくても実はしっかりインスリンが追加分泌されていて、いつの間にか動脈硬化が進行して…というわけです。

きっちり糖質制限していて脂質を摂取しても問題になりませんけど、糖質と脂質を一緒に摂取すると何かと問題が起こりがち。ゆるーく糖質制限していて中性脂肪やLDLコレステロール値が高い方は要注意!

糖質を普通に食べている方は、特にLDLコレステロール値が高くなくても動脈硬化は進行しやすいそうです。

中途半端な「糖質制限もどき(中糖質高脂肪食)」は最も死亡率を上げるのではないかと言われています。「ゆるゆる糖質制限」をしたい方は脂質の質と量にはどうか細心の注意をお願いします。

危機感が薄いのでついつい油断して頻繁に糖質祭り

糖質祭りというのは「ふだん糖質制限をしているけど今日は糖質をガッツリ食べちゃいました」的なことを指すらしいです。よっしーは怖くてできませんが…

軽度の2型糖尿病の方はまだ数値も大したことはなく、糖尿病合併症や糖尿病性ケトアシドーシスなどで怖い思いをした経験も無いので、ついつい「今日は食べちゃえ☆」となりがちではないでしょうか?

下手すると2~3日に1度ぐらい糖質祭りをして「血糖値サプリ飲むから大丈夫~、でも血糖値は測ってないけど♪」なんて方はいませんか!?

人間って弱い生き物なので、ものすごく怖い思いをするまでは分からないものなんですよね。で、本当に怖い思いをして心を入れ替えようと思った時にはもうすでに手遅れ…ということもありますorz

糖尿病の程度が重いほど糖尿病合併症も重くなると思われがちかもしれませんけど、発症後すぐに治療を開始してきちんとコントロールしている方たちよりも、むしろ軽症だからと油断して好きなだけ食べまくっていた方たちのほうが後々合併症に苦しむ…ということがあるんじゃないでしょうかね。

ちなみに、HbA1cが5%台でも糖尿病合併症を発症した患者さんがいるそうです。高血糖と低血糖を繰り返している方の場合、HbA1cはただの平均値なので一見良好な数値になることがありますしね…

食後に運動すれば何を食べても大丈夫だと思う

これは過去の自分に対して言いたいんですけど、「後で運動するからって何をどれだけ食べても大丈夫ということは無いんだよ」と…

よっしーは若い頃、高強度の筋トレやキツめのスタジオプログラムが大好きでした。そういう高強度の運動を行うためにあえて糖質をしっかり摂取していたというのもありました。その結果、糖尿病になりました…

また筋トレ後は血糖値が下がるはずだと思ったんですが、逆に2時間ぐらい高めの血糖値が続くということはフリースタイルリブレを装着してみて初めて分かりましたし、早朝はどんな種類の運動でも逆に血糖値が上がりました。

ゆるめの有酸素運動では比較的安定して血糖値が下がりますが、運動をやめた後再び上がってきたこともありますし、運動で下げられる血糖値には限界もあります。これらは測定しなければ絶対に分からないことですよね。

糖尿病の程度が軽い方ほど、普段あまり血糖測定をなさらない方が多いのではないですか?父もわりと最近まで自己血糖測定器を持っていませんでした。

血糖値を測っていないのに「運動するからこれを食べても平気よね」とか「テレビで〇〇を食事の前に食べると血糖値が上がらないと言ってた」などと鵜呑みにしてはいけません。効果がほとんど無かったらどうするのっ!?

失明・人工透析・足切断は自分には絶対にないと思う

病院の糖尿病教室などでは「糖尿病でもきちんと治療できていれば糖尿病合併症にはなりません」と教えられるでしょう?

でも実際は、真面目に通院して医師や管理栄養士に言われた通りの生活を送っていてもじわじわと悪くなる方は山ほどいらっしゃいます。

お父様が医師の言うことをずっと真面目に守っていたのに人工透析になってしまったという方も知っています。カロリー制限を頑張っているのに血糖値がイマイチで「お菓子とか食べてませんか?」と疑われてハラワタが煮えくり返ったという方も…

よっしーなど糖尿病発覚時にすでに合併症が出ていましたから「このままだと死ぬ!」という恐怖感がものすごかったです。はっきりいって、目が見えなくなってまで食べたいスイーツなんてあるか??と思いましたね。

でも軽度の2型糖尿病で自覚症状が皆無、ただちょっと血糖値が高めなだけ…という程度だと、どうしても「自分は糖尿病合併症にはならないだろう」と思ってしまうのではないでしょうか。心のどこかに「病気が重い人って可哀想ね~」という気持ちは無いでしょうか?

危機感が無いと、どうしても自分に甘く都合のいいように考えてしまいます。どんな病気でもそうですが、重症よりは軽症患者のほうが数がずっと多いんですよね。

そして「ストイックだと続かないもんねー」「そうそう、極端な方法は良くないよねー」「バランスが大事なんだよ、バランスが」などと言い合って、グダグダになってしまうことってありがちだと思います。

まじめん
ゆるやかな糖質制限のデメリットを知った上で選択するならいいと思いますけど、ただ何となくラクなのでそうしている方も多そうですね。

よっしー
それが問題なのよね…知っていて選択するのと何も知らされていないのではまったく意味が違うわ。

まとめ:糖尿病は軽度だからと言って甘く見てはいけない

糖尿病患者が増えたとはいっても、何も考えずに食べていても一生糖尿病と診断されないままの方のほうが多いんです。もっともその場合、糖尿病にならなくても他の病気になる可能性は高いですけどね…

とにかく、軽度でも糖尿病と診断された以上「自分は糖質の処理が苦手な体質なのだ」ときちんと自覚することが大事だと思います。

糖質の処理が苦手な体質なのに何の疑いもなくたっぷりと糖質を摂取していては、いずれ病気は重くなってしまうことでしょう。

糖尿病だからといっても何もかも好きな食べ物をガマンしなければいけないことはないですけど、食べたい気持ちを優先させすぎていると、後でめちゃくちゃ後悔することになりかねません。

にゃご
我慢するとストレスになるから~などと言い訳して血糖値も測らないで好きなだけ食べるのは困りものだよね!

よっしー
そうね、それだったら「美味しくて血糖値も上げない食べ物」を1つでも多く見つけるほうがずっと健康的だと思うわ♪

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.