食べたいものは、体が必要としているものですか?

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食べたいもの=体に必要なもの!?


たまに「食べたいものは、体がそれを必要としているから食べたいのだ。オレは甘いものを食べたい。だから体には甘いものが必要なのだ」ということをおっしゃる方がいます。

でも、本当にそうでしょうか?

そんな理屈が通るのなら、アルコール中毒患者がお酒を欲しがるのも、麻薬中毒者が麻薬を欲しがるのも、体にそれが必要だからと言うことになってしまいますが…

まぁ「摂取しないと禁断症状が起こるから」という意味では、必要なのかもしれませんね、確かに。

「欲しいから食べる」ではなく「体に必要だから食べる」と自分を正当化してしまうところに、問題があるのかもしれません。

 

体に悪くても、ヒトは食べてしまう


甘い物やご飯が大好きで糖尿病になった人がいるとします。
その人はもはや、自分のすい臓から出るインスリンだけでは血糖値を下げきれません。
血糖値が高くなることは、体にさまざまなダメージをもたらすので危険です。

…だからといって、その人の「甘い物やご飯への欲求」が減ると思いますか?

医師から「このままではあなた、死にますよ」と脅されて落ち込んだのならともかく、自分が糖尿病だと気が付いていなかったら絶対にそんなことはありません。

むしろ、どんどん糖質を欲しがって、さらに血糖値は高くなっていくことでしょう。

「自分の体のことは自分でちゃんとわかっている」
「その時必要としているものが食べたくなる」
というのは、心身が完全に正常な場合だけ。

体の発する「内なる声」を正確に聞き取るためのセンサーのようなものがあるとしても、そのセンサーがガタガタに狂ってしまっているような状況では、何の役にも立たないですよね。

 

本当の愛情を…


お盆休み、スーパーにはおそらくお孫さんのために山ほどのお菓子・ジュース・菓子パンなどを買うおじいちゃんおばあちゃんたちの姿が目立ちます。
だって、子供はそういうものを与えると喜びますものね。

ただ忘れてはいけないのは、「欲しがるもの ≠ 体が必要としているもの」ということ。
それは子供だろうと大人だろうと変わりません。

食べさせすぎは、その子にとって、かえって可哀想なことをしてしまうことになります。
悪い習慣を身につけたままで大人になるからです。

たまには、食べたいものを楽しんで食べることも大事です。
ただ、血糖値が気になる皆さんは、どうか羽目を外しすぎないようにね。