2型糖尿病患者がカロリー制限で寛解

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ハードなカロリー制限で2型糖尿病が寛解?

ランセットと言う有名な医学雑誌に、2型糖尿病患者にハードなカロリー制限をさせたところ、約半数で糖尿病が寛解(薬を飲まなくてもよくなった)したという論文が載ったそうです。

被験者は発症後6年以内で、インスリン不使用の20~65歳の2型糖尿病患者です。つまり、糖尿病患者としてはそれほど重症ではないということになります。

BMIは27~45の肥満患者たちです。それで1日あたり825~853kcalと、かなり極端なカロリー制限をさせたんだそうです。

1年後、カロリー制限したグループでは体重は約10kg減り、HbA1cは7.7→6.8になって糖尿病薬が不必要となったそうです。

…HbA1c6.8で「糖尿病が寛解した」と言えるかどうかはともかくとして、極端なカロリー制限を続けると痩せて血糖値も改善するのは確かだと言えそうです。

今回は、このことについて考えてみようと思います。

1日に850kcalしか食べないダイエットはどんな感じ?

この研究では、患者たちのBMIは27~45だったそうですね。身長170cmの方なら体重78~130kgぐらいということになります。

さすがに日本人では、BMIが45ある方はお相撲さん以外はあまりいらっしゃらないのでは(;´・ω・)

ここまで高度肥満だと、そりゃインスリン抵抗性はものすごいでしょうから、痩せるだけでも劇的に糖尿病が改善するであろうことは予想できますよね。

で、1日あたりの摂取カロリーが825~853kcalというのは、めちゃくちゃ少ないです。ステーキを食べに行けば1食で摂取してしまうカロリーですよね。

実はよっしー、1日あたりの摂取カロリーを850kcal程度に抑えたダイエットを大学時代にすでに経験済です。

大学受験の時カップラーメンをしょっちゅう夜食に食べていてかなり太ったので、痩せたいと思い、ランチは大学の食堂で友達と「バランスの良い和食(ご飯、みそ汁、サンマの塩焼き、ほうれん草のおひたし、納豆とか)」を食べ、朝食と夕食をプロテインシェイクに置き換えました。

おやつは無しで、ほぼ1日の摂取カロリーは850kcal(朝食175kcal・昼食500kcal・夕食175kcal)でした。そして週5日ジムでひたすら運動しました

その結果、どうなったでしょうか?2か月でなんと11kgも痩せ、有頂天になりました。

が、大きかったバストが半分ぐらいの大きさになり、友達から「ざまぁwww」みたいな目で見られ、もうちょっとだけ痩せたいと思って続けていたら3ヶ月目にジムのプールサイドで唇が青くなってへたり込み(貧血?)ダイエットは中止しました

ダイエットシェイク1食分には、20gのタンパク質が入っていました。1日あたり60~70gは摂取できていたはずです。

また、ダイエットシェイク2食分でほぼ日本人が1日に摂取するべきとされているビタミンやミネラルはすべて摂取できていたはずですし、昼食は「ヘルシー」な内容でした。

それにもかかわらず体調を崩してしまったのは「何か」足りなかったのでしょうね。運動もしていましたし、エネルギーがあまりにも不足していたのかも。バストも減りましたし(その後ダイエットをやめたら元に戻りました)。

痩せても筋肉が落ちて体を壊すダイエットではね…

よっしーの過去の体験からも、1日に850kcalしか摂取しないダイエットは確かにスルスル痩せますが、長期間継続するのは不可能で、体を壊す可能性もあると懸念されます。

よく「糖尿病患者は筋肉をつけなければいけない」と言われますが、1日850kcalで筋肉量を維持できると思いますか?それこそ脂肪も筋肉も減って「モヤシ体型」になるでしょうねぇ、確実に。

このカロリーで筋肉量を維持できるなら、ボディビルダーは誰も苦労しませんって!!

それでも(筋肉が減ったとしても)糖尿病的には、高度肥満よりはずっとマシ…というのが今回の結果なのかもしれませんね(;^_^A

また1日850kcalの食事のうち、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)の内訳はどのようにしていたのかも気になります。

よっしーの大学時代のダイエット食の内容を計算してみたところ、だいたいタンパク質65g・脂質21g・炭水化物100gほどになりました。

これって「ゆるやかな糖質制限+極端なカロリー制限」ですよね…体調を崩してしまいがちなパターンです。

日本糖尿病学会が勧める「バランスの良い食事」というのは、平均的に言うとエネルギー比で「タンパク質20%・脂質25%・炭水化物55%」のようです。下の円グラフは協和発酵キリン株式会社様のサイトからお借りしました。

1日の摂取カロリーを850kcalに制限するというなら、タンパク質42.5g・脂質23.6g・炭水化物116.9gということになります。よっしーが大学時代に行って体調を崩したダイエットよりもタンパク質が少なくて炭水化物が多めですね。

これでは筋肉は落ちて当然でしょうし、体調を崩すでしょうね。

よっしーは若い頃、やたら氷をかじりたくなることがありましたが、これは重い貧血の症状だそうです。

そして、鉄「だけ」をサプリで補給しても、タンパク質が不足していると意味がない…と、これまで多数の貧血の患者さんたちを診察してこられた藤川徳美医師はおっしゃっています。

ちなみに、社会人になった最初の年、前出の極端な食事制限に間食でタンパク質を約50gほどプラスした食事(タンパク質115g・脂質21g・糖質100gほど)を試みたところ、今度は比較的うまくいきましたよ。

でもそれだと日本糖尿病学会的には「タンパク質の割合が多すぎる!!」と言われちゃいそうですね(;^_^A

いやはや、「バランスの良い食事」っていうものは、難しいですね~。

まとめ:痩せるだけならいろいろ方法はあります!

肥満がインスリン抵抗性を生じさせ、2型糖尿病の発症および血糖コントロールの悪化の原因になっていることは確かです。

だからといって、ただ痩せれば何でもいいというわけではなく、筋肉を減らさず、体調を悪化させないで余計な体脂肪だけを減らすような健康的なダイエットでなければいけません。

また、たとえ体重が減ったとしても、食後に血糖値が爆上がりするような食事内容ではやはり血糖値はイマイチになるはずです。

よっしーは若いころからタンパク質の重要性に関しては認識していましたが(何しろ筋トレマニアだったので…)、脂質と精製糖質は悪!でもイモや米は重要!と考えていたためにこうなってしまいました。

血糖値を乱高下させず、タンパク質やカロリーやビタミン、ミネラルをきちんと摂取しつつ痩せられるダイエット方法は何か?ということになりますね。

ダイエット方法は世の中に山ほどあります。そして糖尿病患者の場合は特に、ただ痩せればいいやというものではありません。

みなさん、自分でよく考えて選択するようにしましょうね♪

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