【暁現象】朝起きた時に糖尿病患者の血糖値が高い理由とは

何も食べていないはずなのになぜ?

糖尿病の場合、夕食の後は何も食べていないのに翌朝の血糖値が前日の夜よりも高くなっているということがよくあります。

何も食べていないのに血糖値が上がるなんて、イライラしますよね…なぜこんなことになるのでしょう?

 

朝の血糖値が上がる理由は暁現象です

 

明け方頃になると、「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンの分泌量が減り、代わりに朝起きてからの活動に備えて「コルチゾール」の分泌が増えます。

健康な人では、コルチゾールが血糖値を上げてもそれに見合った量のインスリンを分泌するので血糖値は結果的に前夜とあまり変わりません。

しかし糖尿病だとインスリンがちょっぴり足りなくて、朝の血糖値が高めになってしまう(暁現象)ことがよくあります。

ちなみに、ストレスを感じた時にもコルチゾールは分泌されます。ストレスが血糖値に良くないと言われるのはこれなんですね。

 

にゃご
にゃご

コルチゾールか…これは明け方にはかならず分泌が増えるホルモンだからどうしようもないんだよな。

よっしー
よっしー

コルチゾールに釣り合うだけの量のインスリンが必要ね。

朝の血糖値上昇にどう対処するか

朝の血糖値上昇は気になりますが、何も方法がないわけではありません。寝る前にメトホルミンという薬(商品名メトグルコなど)を飲むと、肝臓が糖を放出するのを抑制するので朝の血糖値上昇にも効果が期待できます。

また基礎分泌のインスリンがある程度不足している場合、その代わりをするタイプのインスリン(ランタス、トレシーバなど)を適切に注射することで朝の血糖値上昇は抑えられます。

よっしーは入院中、寝る前にランタスを12単位注射したら翌朝の血糖値は80でしたが、これはやや効きすぎだということで主治医にランタスの量を減らすように指示されました。

 

若い糖尿病のお医者さん

 

寝る前に飲酒すると肝臓はアルコールの分解で手いっぱいになるので血糖値が上がらないという方もいらっしゃいます。

ただ、朝の血糖値を少々下げるために毎晩アルコールを摂取するのが体に良いかどうか…という問題がありますよね💦アルコールそのものが糖尿病に良くないようですし…

食事由来の高血糖ではなく「暁現象」であれば、明け方から朝8時前後までの数時間だけの血糖値上昇です。これをどこまで許容すべきか、あなたの主治医とよく相談してみましょう。

 

朝の血糖値だけを気にしても…

暁現象は自分ではどうにもならないものです。よっしーは前夜にガッツリ筋トレしてみたりしましたが、はっきりいって全く変わりませんでした💦

でも、暁現象はせいぜい数時間で終わります。よほど高い数値でなければあまり気にしなくてもいいのではないでしょうか?

ちょっとばかり血糖値が高めになったとしても、その時にあまりインスリンが大量に分泌されなければ大丈夫という話もあります。

 

 

肥満の方はダイエットして、タバコを吸っている方は禁煙してしまいましょう。そうやって「インスリン抵抗性」をできるだけ下げておけば安心です。

朝の血糖値上昇は気になりますが、これを抑えるために薬を飲んだりインスリンを注射することにはリスクも伴いますので、そこまでする必要があるかどうか主治医とよく相談してください。

また、暁現象が起きている時間帯に張り切って運動をするとかえって血糖値が上がることがありますので、朝は大人しく過ごすことをお勧めします♪

 

にゃご
にゃご

朝はちょっとばかり血糖値が上がるのはしょうがないから、あまり気にしすぎない方がいいかもな。

よっしー
よっしー

もちろん、あまりにも血糖値が高い場合は何らかの対処が必要な場合だってあるから主治医に相談してみてね。

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