2型糖尿病患者はまずインスリン抵抗性をなくさなければいけない

ある2型糖尿病女性のとても悲しい体験を聞いてください

昨夜Twitterで、私たち糖尿病患者、特に2型糖尿病患者にとって決して無関係とは思えない悲しい話を聞きました。

ご本人の許可を頂いたのでみなさんに紹介しますので、ぜひこれを機会に真剣に考えていただきたいと思います。

ある2型糖尿病の主婦Aさんの話ですが、糖尿病合併症の糖尿病網膜症がありました。彼女は最初普通に糖質を摂取しながら医師の指示通りにDPP-4阻害薬「グラクティブ」を服用していました。

ところが…糖尿病網膜症は改善せず、眼科医からは「自己管理ができない奴は失明しろ」とまで言われたこともあるとか💦 ひどい医師ですね!

 

 

Aさんは結局、右目の視力を失いました。昨年から糖質制限に切り替え、低インスリン療法で左目を守るべく努力をなさっています。

よっしーも糖尿病と診断されたときは眼底検査で異常なしと言われたのに、それからしばらくして左目の視野が3か所ほど白っぽく抜けていることに気付きました。

視野の抜けは数日で回復しましたが、後日近所の眼科に行ってみると「眼底出血した跡がある、網膜に水もたまっている」と言われ愕然としました。

私もAさんと同じく、インスリン注射(ランタス)とDPP-4阻害薬のグラクティブを使用していましたが速攻で中止しました…

 

にゃご
おい!あんまりじゃないか…きちんとお医者さんに言われた通りに治療していたのに!?

よっしー
これは糖尿病患者でも、合併症を経験したことのある人にしか理解してもらえないかもしれないわ…あまりにも悲しいわよ。

 

2型糖尿病患者にただインスリンを分泌させればそれでいいのか?

1型糖尿病の方は普通はインスリン抵抗性はあまりなくて、自分のすい臓のベータ細胞が分泌できないインスリンを代わりに注射で補わなければいけません。

1型の方はきっと血糖コントロールにかなり苦労なさっていると思いますが、足りない分を注射で補えば体内のインスリン量は健常者の方とほぼ変わりません。

ところが2型糖尿病患者は個人差もありますが「インスリン抵抗性」「インスリン分泌不全」の両方があるんです。

 

 

どちらか片方だけ、という方はむしろ少なくて、日本人の場合はこの2つがどちらもあることが多いそうですね。

インスリン抵抗性が強い2型患者では健常者の2~3倍のインスリンが出ていることなんてザラだそうです。

それでインスリン抵抗性が強いタイプの2型糖尿病患者に「ではインスリン注射をしましょう」「インスリンの分泌を促す飲み薬を飲みましょう」と言うとどうなりますか?

患者のインスリン抵抗性はそのままにして、ただインスリンを注射したりインスリンを分泌させる薬を飲ませると高インスリン血症になります。

 

血糖値の乱高下だけが糖尿病合併症を引き起こすと思われがちですが、実は高インスリン血症も糖尿病合併症を引き起こす原因になるのではないかと言われていますよね。

「2型糖尿病患者でも飲み薬(または血糖値サプリ)を飲めば糖質をしっかり食べても大丈夫~♪」という方をネットで複数見かけたことがあります。

でもね、本当にその薬、20年30年と飲み続けても大丈夫という保証はあるんですか?糖質制限を長期間続けると危険だと言いながら、新しい薬に関してはダンマリなのですね…製薬会社の社員さんですか?

 

まずインスリン抵抗性を少しでも改善すべき

1型糖尿病患者がどうしても足りない分のインスリンを注射で補うのは当然のことです。もっとも、その量はなるべく少量で済ませるような食事が大事だと1型糖尿病の医師バーンスタイン先生はおっしゃっています。

バーンスタイン先生は12歳で発症なさいましたが、84歳の現在もお元気で医師として活躍しておいでです。糖質制限はもう40年以上継続していらっしゃいますよ。

でもインスリン抵抗性が強い2型糖尿病患者にインスリン注射やインスリンを分泌させる薬を使用して治療した場合、決して「健常者と同じ」ではありません。

仮に血糖値が良好だとしても、体内の状態は健常者とは違います!なぜなら、同じ血糖値を維持するために健常者よりずっと大量のインスリンが体内を循環しているからです。

 

 

よっしーが糖尿病と診断された時なぜメトグルコではなくグラクティブを処方したのかと主治医に尋ねたら「当時は(すごく病気が悪かったので)どうせ効かないと思った」だそうです。

2型糖尿病患者にはまず、DPP-4阻害薬のようにインスリンを分泌させる薬ではなくメトグルコなど「インスリンがなるべく少量で済むような薬」を試すべきだと思いますが💦

そしてインスリンを大量に分泌させるような食事はなるべく避けなければいけません。大量の糖質とタンパク質を同時に摂取した時、もっともインスリンが分泌されるそうです。

「2型糖尿病だけど糖質が大好きで食べたい、よーしお医者さんが勧めてくれた通りDPP-4阻害薬を飲めば糖質をいっぱい食べても安心だ♪」
なんて思っていると将来大変なことになるかもしれませんよ?

 

 

それと2型糖尿病患者のインスリン抵抗性の原因はいろいろあり、肥満だけが原因ではないので痩せているから大丈夫というわけではありません。

もっとも患者数が多く、しかも油断しがちな「軽度2型糖尿病患者」こそ長期的に高インスリン血症による健康被害を心配しなければいけないのではないでしょうか。

よっしーもAさんも、それからこれまでSNSで話を聞かせていただいた、医師の言う通りにしていたのに糖尿病合併症が進行してしまった多数の患者さんたち。

私たちはただ、もう他の人たちにはこんなことを繰り返してほしくないと願っています…どうかよく考えてみてください。

 

にゃご
お医者さんの言うことをハイハイと聞いていればみんなが良くなるわけじゃないってことを忘れてはいけないよな。

よっしー
しかもガイドライン通りに治療していれば、患者が失明しても主治医は責任を問われることはないの。本当に悔しいわよね。自分たちでよく考えなければ!

 

インスリンの功罪
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