話題のチョコレートストロベリーフェスティブフラペチーノ
みなさん、スターバックスはお好きですか?私はジムで働いていたころ、スタバ大好きな先輩に連れていかれたのがきっかけで月に1度ぐらいはキャラメルフラペチーノを飲んでいました。
でも先輩のように週に何度も飲んでいる人もいましたし、月1度ぐらいならいいだろうと思っていたのですが…糖尿病と診断されてからは水野スペシャルしか頼めなくなり、それも自宅で作るようになったので今はほぼ行きません💦
さて、スタバではクリスマス期間の「チョコレート ストロベリー フェスティブ フラペチーノ(サイズはTallのみ)」が登場して話題を集めているようです。
チョコレートとイチゴの組み合わせでいかにも甘そうだな…と、もともとチョコレートはそれほど好きなわけでもなかった私は特に飲みたいとは感じなかったのですが、糖質量を調べてみることにしました。
すると…なんと、炭水化物(食物繊維量の記載がありませんが、この場合はほぼすべてが糖質と思われます)は56.8gもありました!!
「そりゃそうだろ、あんなに甘そうなんだから」と思われた方が多いのではないでしょうか?
しかし実は「甘くないのにこのスタバのクリスマスのフラペチーノと糖質量がほぼ同じ」という食品があるのです…今回はそんなお話です。
甘くないのに甘いドリンクと同じぐらい糖質を含んでいるものがあるんですか?
そうよ、あなたたち猫はあまり食べないものかもしれないわ。
甘いものだけが「糖質たっぷり」なわけではない!
先ほどのチョコレートストロベリーフェスティブフラペチーノと同じぐらいの糖質量の食品をいくつか挙げてみます。
・白米ご飯150g…糖質55.25 g ・食物繊維0.45g
・食パン6枚切2枚…糖質53.2g・食物繊維2.76g
・てりやきチキンフィレオ(マクドナルド)…糖質52.4g・食物繊維2.8g
・フライドポテトL(ケンタッキー)…糖質52.6g・食物繊維4.8g
・北海道産玄蕎麦使用とろろ新そば(セブンイレブン)…糖質54.0g・食物繊維7.2g
・北海道産じゃがいものコロッケパン(セブンイレブン)…糖質54.8g・食物繊維2.7g
…いかがでしょうか?いわゆる「甘いもの」ではないものもかなりの糖質を含んでいることが分かります。ちなみにセブンイレブンの鶏唐揚げ弁当は糖質106.3g・食物繊維4.7gでした!
「いや、スタバのは糖類なので血糖値が上昇するスピードが速いはずだ!それにご飯やパンはおかずと一緒に食べるから…」と仰るのはごもっともです。
しかし私は糖尿病が発覚して16日間入院した折、本当に病院食以外は何も食べず、野菜から順番によく噛んでゆっくり食べていたのに血糖値が爆上がりしていました。病院食なので野菜もしっかり計算されていたはずですが💦
それに、たとえば甘い飲み物で食後血糖値が300まで上がる人が同じ糖質量を食事から摂取して食後血糖値が230まで上がるとしたら「230なら問題ないや♪」と言えるでしょうか?マシではありますが…
甘くない顔をした糖質の甘い誘惑に気を付けるべし!
いかにも甘そうなものは、健康に気を付けている人は誰でも警戒するのでむしろそれほど危険ではないのかもしれません。
でもむしろ危険なのは「甘くないのに甘いものと同じぐらい糖質を含んでいる食品」「みんなが食べるのは当然だと思って普通に食べている主食などの食品」ではないでしょうか?
私はもともと甘いものはそれほど好きではなく、大学時代に友達から「夕食代わりにケーキバイキングに行かない?」と誘われても「バイトがあるから」と嘘までついて断ったほどです。
それでもご飯や果物、イモはしっかり食べてしまっていたことと遺伝による糖尿病体質が良くなかったのだと思います…運動は高強度筋トレも有酸素運動も十分に行っていましたので💦
甘いもの、単糖類「だけ」が悪いと言うなら、2型糖尿病患者はみんな糖尿病教育入院して病院食だけを食べていれば劇的に改善するはずですが、そうではない患者もいると糖尿病専門医の方に教えていただきましたからね。
「スタバのフラペチーノみたいな甘いものだけに気を付ける」では不十分です。どうか他の食品の糖質量も気を付けてくださいね!
甘いものだけが糖質じゃないんですね!
そうよ、甘いものだけ気を付ければいいわけじゃないわ。