「妊娠糖尿病」ではなく「妊娠中の明らかな糖尿病」??
私は子供が二人いますが、2度とも妊娠中に妊娠糖尿病と診断されました。今思えば、2度目は普通の妊娠糖尿病ではなく「妊娠中の明らかな糖尿病」だったのかもしれません。
「妊娠中の明らかな糖尿病」というのは、「妊娠前には糖尿病ではなかったけれど、妊娠中に糖代謝の変化を受けて発症した糖尿病」なんだそうです。つまり妊娠糖尿病と言うには血糖値が高すぎる状態ですよね💦
空腹時血糖値が126mg/dL以上またはHbA1c6.5%以上のいずれかに当てはまると「妊娠中の明らかな糖尿病」だそうです。
私は次男の妊娠後期、やっと医師から「妊娠糖尿病だね」と言われたときHbA1cが6.8でしたから、これはただの妊娠糖尿病ではなく「妊娠中の明らかな糖尿病」なのでは!?
産後はOGTT(経口ブドウ糖負荷試験)でギリギリ正常値が出てしまったため、その後定期的に内科に検査に来るようにというフォローも一切ありませんでした。
でも、あの時は出産によって一時的に負荷が軽くなっただけで、やっぱり糖尿病を発症していたんじゃないかと思います💦
出産から約8年後に糖尿病と診断されたときには、すでに糖尿病腎症、糖尿病神経障害がありました。少し遅れて糖尿病網膜症も出てきました。
つまり糖尿病を発症してからかなりの年月が経過していたと考えるのが自然なわけで…あの時もっときちんと対処していればと思うのですが、医師ですらなかなか気づかなかったものを今さら悔やんでもしょうがないですね。。
ちょっと昔のこととはいえ、残念ですよね。
自分で血糖値を測定することなんて当時は思いつきもしなかったわ。お医者さんも何も言わなかったんだもの!
妊娠糖尿病の段階で気を付けてほしい!
リアル知り合いの中に、妊娠中にやはり妊娠糖尿病と診断された方がいらっしゃいます。同じ病院の同じ産婦人科医が主治医でした。
その方も2型糖尿病になって治療なさっていますが、ある時「あの医師は糖尿病のことを何も分かっていないよね」と💦
私も正直そう思いますが、当時は医師たちもよく分かっていなかったこともあるのかもしれません。あの医師ひとりを今さら責めても仕方がないんです。
でも今の妊婦さんたちには、私たちのような思いはしてほしくないと思うんです。私はあんなに血糖値が高かったのになぜインスリン注射や自己血糖測定の指導が皆無だったんでしょう💦
今の妊婦さんたちには正しい指導がなされていて、産後の糖尿病内科でのフォローもきちんと出来ていると信じたいですが…
というわけで「他の妊婦さんたちには私のようにならないでほしい」という思いから、妊娠糖尿病に特化したミニサイトを立ち上げました。こちらです。
当ブログにも妊娠糖尿病に関する記事のカテゴリはあるんですが、全体的に記事が多すぎてそのカテゴリだけを探して読むのが分かりにくいかな?と。
それに妊娠糖尿病の方は、糖尿病合併症の記事などは今はあまり読みたくないんじゃないかなとも思って…妊娠糖尿病だけのサイトを作ってみたのでよろしくお願いします。
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