血糖値とファンタグレープの砂糖水としての濃さを比較してみた


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血糖値は薄い砂糖水?

血糖値は英語で blood glucose level または blood sugar level と表記するそうです。

まさに血液中にブドウ糖が溶けている様子を想像してしまいますが、実際、血糖ってジュースなどと比べるとどれぐらいの濃さの砂糖水なのでしょうか?

健康な人の空腹時血糖値が、年齢などにもよりますがだいたい85ぐらいです。
血糖値の単位は、日本ではmg/dlです。

血糖値85mg/dlだと、血液1デシリットル=100mlあたり85mg=0.085gの糖が溶けているということです。

一方、子供たちが大好きなファンタグレープは100mlあたり11.5gの炭水化物を含みます。ファンタグレープの主な材料は果糖ぶどう糖液糖、ぶどう果汁、ぶどうエキスですから、食物繊維はほとんど含まれておらず、ほぼすべてが糖質と考えていいでしょう。

ファンタグレープの砂糖水の濃さは、健康な人の平常時血糖の濃さの135倍なのです。
ファンタだけでなく、他の多くの清涼飲料水は同じようなものです。

 

体じゅうの血液を流れる血糖の量

ヒトの成人の血液は、全部で4~5リットル。
血糖値が85なら、体中の血糖を全部かき集めてみても、たったの3.4~4.3gです。

小さじ1杯分よりも、もっと少ない量ですよね。

仮に食後に血糖値が3倍になっても、その量は大さじ1杯分にもなりません。
その程度の量でも、体は「大変だ!!」と慌ててインスリンを分泌して血糖をそそくさと処理してしまいます(処理能力を上回ると糖尿病)

脳は1時間当たり4gの糖を消費し、赤血球は2gの糖を消費します。
この程度の量、わざわざ糖質の多い食物を経口摂取しなくても、肝臓の糖新生によって軽く賄えます。

糖尿病の方を含め、ほとんどの方は糖質制限をしても低血糖にならないですよね。

 

糖質をそんなにたくさん人体に入れる必要があるのか

血液の中を流れている糖は、ジュースとは比べ物にならないほど「ごく薄い砂糖水」

そんなに薄い砂糖水が、ほんの少し濃くなっただけで、あちこちの微小な血管が詰まり、大変な事態を引き起こします

そんなデリケートな人体に、血糖よりもずっと濃い砂糖水や砂糖の塊を毎日何度も送り込んでいると、どうなるか…

 

 

清涼飲料水ばっかり悪者と思われがちですが、ファンタグレープ500mlとご飯茶わん1杯に含まれる糖質量は、ほぼ同じなんですよ。

あとは、皆さんが自分で考えてみてください。