親が不摂生が原因で糖尿病を発症!遺伝じゃないから子供は大丈夫?

うちの夫は不摂生型糖尿病だから子供たちは大丈夫!?

昨日「自分の糖尿病体質が子供に遺伝しているかもしれない…と不安なご両親へ」という記事を書きました。

2型糖尿病と遺伝の関わりはかなり深く、まったく太っていなくてもインスリン分泌不全やインスリン抵抗性により糖尿病を発症することがあります。

そのため糖尿病家系の方はお子さんの食事に気をつけてあげるべきなのですが、たとえばご主人が明らかに不摂生が原因で糖尿病になった場合はどうでしょう?

その場合、奥様は「夫は食べすぎと肥満が原因で糖尿病になったけど、子供たちは大丈夫よね♪」と思って油断しがちなのでは?

でも実は、ここに落とし穴があるんじゃないかと思ってます…よっしーと弟は気をつけていたのに父と同じように若くして2型糖尿病になりました。

でも実は、父の両親や兄弟には糖尿病患者は誰もいないんですよ。これはいったいどういうことでしょう、遺伝のはずなのに…

念のため申し上げますが、父は兄弟の中で自分だけ太っていたとか大食いだったわけではありません。学生時代も運動部に所属していたそうです。謎は深まるばかり!

にゃご
えーっ、糖尿病って遺伝なのか遺伝じゃないのか、どっちなんだ!?

よっしー
遺伝とかかわりが深いけど、遺伝が無くても発症することもある…ってところかしら。

家族は基本的に同じものを同じように食べます

本来、糖尿病になりやすいわけでもない人が2型糖尿病になるのはいわゆる生活習慣が原因と言えます。

そして、お父さんお母さんが太る食生活を送っていると、お子さんも自然と同じ道をたどることになってしまいます。

テレビのダイエット番組の再現VTRでも、太ったお父さんが娘に「夜食にラーメン食べようか?」と誘っているシーンをよく見かけますよね。

小学生なのに早くも肥満児…というお子さんもいますが、大人になってから太るタイプの人もいます。現在痩せているからといって油断はできません。

とても太ったお母さんがSNSに「今日は娘ちゃんとミスド~」「今日は娘ちゃんとマクド~」「今日は~」と毎日そういう投稿ばかりしているのを見ると、ほっそりした幼い娘さんの将来が心配だなと思ってしまいます。たまにならいいんだけど。

料理を作るのは、多くの場合はお母さんだと思います。お母さんが自分の好物を多く食卓に出すのはある意味当然のことですし、自分が嫌いなものはあまり出さないこともあるでしょ?

で、家族みんなで太るものばかり食べてしまい、お父さんは不摂生が原因の糖尿病を発症、遺伝じゃないはずなのにお子さんもお父さんと同じぐらいの年齢でやはり不摂生で糖尿病に…なんてこともあり得ます。

ある代である遺伝子に変異が生じて…

糖尿病には「遺伝」が大きく関わっています。遺伝ではないと思われがちな1型糖尿病でさえ、発症しやすさにはある程度遺伝が関係しているそうです。

2型糖尿病の発症にかかわる遺伝子はかなりたくさんあるのですが、1つ1つの影響は実はそれほど大きくなくて、その遺伝子変異の数や組み合わせにより発症しやすさが決まるようです。

もしも…何らかの原因で父が生まれる前に糖尿病発症にかかわる遺伝子変異が生じたとして、その遺伝子変異がよっしーと弟に受け継がれたとしたら?

そうだとすると、祖父母は何ともないのに父だけが糖尿病になり、その子供であるよっしーと弟もやはり糖尿病になってしまったのも納得です。

あなたの両親やきょうだいに誰も糖尿病患者がおらず、特別不摂生したわけでもないのに比較的若いうちに2型糖尿病になったとしたら、子供たちにはその体質が受け継がれていくことも考えなければ。

自分では「不摂生をした」と思っていても、じつはそれほど不摂生をしていたわけではなく体質で…ということは往々にしてあるものです。

言うまでもありませんが、現代の医学ではまだこの「遺伝子変異」を修正することは現実的には無理です。糖尿病になりやすい体質でも発症しないように予防する食事はありますけどね。

自分は親と違って気を付けているから大丈夫?

周囲で「やっぱり糖質は必要だと思うので糖質制限にはあんまり賛成できない…」的なことをおっしゃる方の中には、親御さんが2型糖尿病と言う方も混ざっていたりします。

で、ご本人は「オヤジは糖尿病だけど俺は気を付けているから大丈夫です」とおっしゃるわけです。でもお父様、別に肥満でもなさそうなのに…

よっしーも若い頃「お父さんは寿司が好きだし筋トレしないから糖尿病になっちゃったけど、私は高強度の筋トレをしてるし玄米食だから大丈夫よね♪」と思っていました。

でも妊娠したとたんに、太ったわけでもお菓子を食べたわけでもないのに妊娠糖尿病になってしまいましたからね…あの時はそりゃ凹みましたよ。

糖尿病に関わる遺伝子変異を全く持たない方は、ものすごーく不摂生をしてはじめて糖尿病になるのかもしれません。その場合は、気を付けていれば確かに子供は発症する可能性は低いです。

しかし、多少なりとも糖尿病に関わる遺伝子を持っているのであれば、やはり気をつけないといけませんよね。

主食を玄米にするとか、ジムに行くとか、その程度のことで糖尿病発症を予防できる人もいればそうではない人もいるんですから。

家族の中でひとりだけ特別扱いしないでください

たとえば家族の中でお父さんだけ糖尿病だと、お母さんは「お父さんはこれ食べちゃ駄目だけど、私と子供たちは食べるわー♪」なんてことも。

よっしーの子供の頃は、母はそんな感じでした…カロリー制限で常にひもじい父の目の前で、ドラマ観ながら麦チョコをつまんだりとかorz

まぁぶっちゃけ、夫婦であれば体質がまるっきり違うことも多いので仕方がないかもしれません。もうちょっと患者の気持ちになってあげれば?とは思いますけど。

しかし子供は、夫婦どちらの体質をどれだけ受け継いでいるかわかりませんので、やはり気を付けたほうが良いに決まっています。

「夫は太ってて糖尿病になったので、痩せてるこの子は大丈夫でしょ?」と思われるかもしれませんが、ある意味、食べてもなかなか太れない人の方が早期に脂肪肝になり糖尿病を発症しやすくなるのではないかと言われます…

家族の中で自分ひとりだけみんなと違う食事をしなければいけないというのは、とても辛いことです。誰かが糖尿病になったら、家族みんなで気を付けるといいのではないでしょうか。

遺伝という意味でも、それから家族の精神的なつがりという意味でも、決して親子は他人ではないのですから。

にゃご
遺伝かどうかは分からなくても、家族みんなで一緒に食事に気をつけたほうがいいよな。

よっしー
そうよ、家族は他人ではないんだから…子供たちは両親の遺伝子を受け継いでいるんだしね。

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