やはりナイアシンが原因だったらしいです
昨日は糖尿病内科の定期診察の記事をたくさんの方が読んでくださったみたいでどうもありがとうございました。
糖尿病患者としての生活にも慣れて、ちょっとヤバそうなモノを食べる時以外はほとんど自己血糖測定を行っていなかったのは我ながら本当に愚かでしたorz
どうやら、よっしーの場合はナイアシンの大量服用で血糖値が上がりやすいのではないかと思ったので一昨日の夜、あえてナイアシン500mg(普段は寝る前には飲みません)を飲んで実験してみました。
すると翌朝の血糖値はなんと152も!!キャー!!…でも昨日の朝からナイアシンを飲まずにナイアシンアミド1錠だけにしたところ徐々に血糖値は下がってきて、今朝は117でした。
よっしーはメガビタミンCをしているので自己血糖測定の値は実際より10ぐらい高めに出るのですが、一昨日の夜からビタミンCをさらに倍量に増やしたのです。
だから実際のところ、昨日は137ぐらいで今朝は102ぐらいなのかもしれませんね。どっちにしてもナイアシンの血糖値上昇作用おそるべし。
ちなみに、メガビタミンCをしていると血糖値だけではなくHbA1cも実際よりやや高めに出ます。血糖値ほどではないですが…あまり心配しなくてもいいです。
そしてナイアシンには血圧を下げる作用があるはずなのですが、ここのところずっと血圧が高めで昨日は120/70だったのが今朝は107/66でした。謎です…
でもナイアシンが悪いわけではなく、よっしーにはちょっと合わなかったということでしょう。他にもナイアシンで血糖値が上がったという糖尿病患者さんの話を複数聞きました。
ナイアシンを飲んでいる方は血糖値に気を付けてくださいね。糖尿病患者さんだけではなく、ガン患者さんも血糖値を上げるのは非常に良くないので気を付けてください。
まさにスーパードクターズ!贅沢なムック本
さてここからが今日の本題です。楽天ブックスで予約しておいたムック本『スーパードクターズ2 本当にすごい!糖質制限』が昨日届いたので一気読みしてしまいました。
宗田哲男先生・藤澤重樹先生・新井圭輔先生・今西康次先生・溝口徹先生・門脇晋先生・小幡宏一先生・長尾周格先生・三島学先生と豪華な顔ぶれです。
あの江部康二先生の「糖質制限は善か悪か」というタイトルの4ページに渡る特別寄稿も載っています。南雲吉則先生、水野雅登先生のページもありますよ。
今回は「糖質制限でガンを撃退!」と「糖質制限で糖尿病を克服!」の2大特集がまず見ものです。
冒頭でいきなり宗田先生の「糖質過多の生活に未来はない」というところから始まって、「スポーツ選手と糖質制限」「子どもの頭を良くする糖質制限」とお役立ちページがいっぱいです。
さらに興味深いのは「病院食の実態」「あまくない砂糖の歴史」。アトピー性皮膚炎の大人や子供が劇的に改善したビフォーアフター写真のページも素晴らしいです。
まだ読んでいない方のためにこれ以上の詳しい内容は書かないでおきますが、字が大きくて写真やイラストが多いのでどなたにもとても読みやすい本です。ぜひお読みください♪
「糖質制限に興味はあるけど本当に大丈夫かわからないのよね~」と迷っている方、実際に患者さんを多数診ている先生方のこの本をぜひ読んでみてください。
あ、三島学先生は医師ではなく塾の先生ですけど、お子さんにもっと集中して勉強してほしいと思っているお母様はぜひ三島先生のページを読んでくださいね!
患者にとっては、良い結果が出なければ意味がない!
この本を読み終えた時、先生方の熱い思いがひしひしと伝わってきました。実際に患者さんたちを診察しておられる先生方は、ただ患者さんたちを少しでも元気にしてあげたい、それだけなんです。
ガイドライン通りにやっていれば患者がどうなろうと責任を問われることは無いとか、こっちの治療にしたほうが儲かるとか、そういうことは関係ないわけです。
よっしーたち患者にとっては、「結果」が全てなのですから。ガイドラインに沿った治療でも主治医が一流大卒の偉い先生でも、病気が改善しなければ何の意味もありません。
日本糖尿病学会ではまだ正式に糖質制限を認めてはいません、しかし内部にはご自身が糖尿病になったので糖質制限をなさっている先生もいらっしゃると聞いています。
また医師だけの集まりでつい「日本糖尿病学会は糖質制限を否定するものではない」「糖質の割合は30%ぐらいで良いのではないか」と本音(?)をおっしゃった先生もいらっしゃいます。
いま糖尿病に関してネットでは本当にいろいろな情報があふれています。そのため、あっちにこっちに迷って揺れ動いている方もたくさんいらっしゃいます。
匿名でこそこそと「糖質制限すると良くないことが起きるぞ~」と言うだけの人や結果を出せていない先生方よりも、実際に患者さんたちを診て結果を出している先生方のほうがよほど信頼できるのでは?
病気で糖質制限することができない方もいらっしゃるので、全ての方が糖質制限で救われるわけではありません。
でもガイドライン通りの治療法で良くならない方はかなり多いのですから(何しろ日本できちんと通院して治療している糖尿病患者のHbA1cの平均は7もあります…)。
「ガイドラインに載っていない治療法は民間療法だからダメだ!」とおっしゃるのなら「標準治療を行えば完全に糖尿病合併症を予防できますよ」と胸を張って言っていただきたいものです。
糖質制限という選択肢が加わることで、一人でも多くの糖尿病患者が救われるといいなと思います。既得権益に絡んだ問題は根強いので簡単にはいかないと思いますが、きっといつか変わる日が来ます!