2型糖尿病患者は食事療法によって確実に血糖値が下がるってホント?

2型糖尿病はカロリー制限すれば血糖値が下がる??

よく見ている糖尿病ネットワーク様のサイトに、次のようなQ&Aが載っていました。以下は糖尿病ネットワーク様のサイトからの引用です。

Q.食事療法を始めれば、糖尿病はよくなりますか。

A.2型糖尿病の場合、食事療法によって血糖値は確実に下がります。ただ、血糖コントロールがどの程度改善するかは、患者さんそれぞれの糖尿病体質の強さや運動療法の進め方との関連など、さまざまな要素に左右されます。

ここで言う食事療法とは「日常活動に必要なカロリーを多すぎず少なすぎず適切なだけとること、栄養バランスのよい食事をとること」だそうです。

えぇーっと…「2型糖尿病の場合、食事療法(主食ありのカロリー制限食)によって血糖値は確実に下がります」!?

よっしーは入院中、糖尿病患者向けの低カロリーの病院食を野菜から順番によく噛んで食べていたんですけど、血糖値はすごく高かったです💦

おそらく、今まで2倍ぐらい食べていた人はカロリー制限食で血糖値が改善すると思うんですよ。問題は、2型糖尿病だからといってみんなが大食いってワケじゃないということです。

大食いで2型糖尿病を発症した方は食べる量を減らせばいいんですけど、もともと大食いではない方はどうしたらいいのでしょうか?

にゃご
食べすぎていた人が食事量を減らせばそりゃ良くなるに決まっているよな。

よっしー
そうでしょ!?じゃあもともとそんなに食べていなかった人はどうしたらいいのかしら…

カロリーと血糖値は関係ないはずです

カロリーそのものは血糖値の上昇とは関係がないはずです。経口ブドウ糖負荷試験で飲むサイダーは300kcalしかありませんが、糖尿病患者が飲めば平気で血糖値は200を超えますよね。

一方、「いきなりステーキ」で300gのステーキ(約789kcal)を食べても、よっしーは血糖値は10も上がりませんでした。

カロリーが同じでも、糖質・たんぱく質・脂質がヒトの体内でどう代謝されるかはまったく異なります。

同じ内容の食事、たとえばおにぎりを1個食べるよりも2個食べるほうが太るし血糖値も上がりますが、おにぎりとステーキでは後者の方が高カロリーでも前者の方が血糖値が上がりますよね。

まったく同じようなモノを食べるなら、確かに「量」に比例して「カロリー」や「糖質量」も増えます。食べすぎは確かによくありません。

しかし「質」の違う食事をカロリーで比較することはできません。外食時、カロリーの低いメニューを選べば血糖値が安心というわけではありません。

ただ、カロリー制限に意味がないわけでもありません。カロリー制限を守ろうとすると、フードファイターのように制限なく食べることは当然できませんよね?

「どんぶりご飯は無理だけど、毎食茶わん1杯程度の量のご飯ならすい臓がなんとか耐えられる」程度の2型糖尿病患者には、カロリー制限も効果があるわけです。

エネルギーは必要だが、糖質から摂取しなければいけない?

よっしーの父も2型糖尿病患者で、発症当初はちょっと太めだった父はジムに入会してカロリー制限に励んでいました。

詳しい数値は聞いていませんが、父はカロリー制限と運動で標準体重以下にまで痩せたのに血糖値はイマイチで、主治医から「もっとカロリー制限をしろ」と言われて困り果てていました。

いま現在うんと太っている方ならともかく、すでに痩せている患者にこれ以上カロリー制限をさせたって、筋肉が減ったりしてかえって良くない結果になるかも…

痩せている2型糖尿病患者さんは「自分は痩せているから糖尿病でも糖質を摂取しなければいけない」と思いがちですね。確かにエネルギーをしっかり確保するのは大事です。

でもね、わざわざ血糖値を下げるクスリやインスリン注射をしてまで、どうしても糖質からエネルギーを摂取しなければいけないのでしょうか?

ヒトは本来、飢餓に備えるために食べ物がたくさんある時は適度に太る能力を持っているはずです。いくら食べても太れなければ生存上とても不利になりますよね。

農耕を開始する前のヒトのご先祖さまも野生動物たちも「糖質食べなきゃガリガリになって死んでしまう」という状況だったとは思えないのですが…

ちなみに、長年タンパク質が不足した食生活を継続していると、タンパク質が必要にもかかわらず肉を消化吸収しにくくなってしまうそうです。悪循環ですね!

2型糖尿病患者はインスリンや飲み薬から解放される人も多い

1型糖尿病で自己分泌がかなり不足している方は、どんな食事療法を選んだとしても必ずインスリン注射が必要になります。

しかし2型糖尿病の場合、食生活を変えればインスリン注射や薬はいらなくなる程度の病状にもかかわらず食生活を変えられない方がたくさんいらっしゃいます。もったいないことです。

インスリン抵抗性のない1型の方よりも、インスリン抵抗性が強い2型の方が大量にインスリンを必要とする食生活を続けるほうが糖尿病合併症のリスクが高いかもしれません。

一般的に、食事制限(カロリー制限)と運動療法を行ってもどうしても血糖値が改善しない場合は飲み薬、それでもダメならインスリン注射をすることになると思います。

しかし、食事のカロリーではなく「質」に気を付けることでインスリン注射や飲み薬から解放される2型糖尿病患者はたくさんいらっしゃるはず。

特に、さほど肥満でも大食いでもない方はカロリーよりも食事の糖質に気を付けたほうが血糖値が安定するはずです♪

にゃご
薬やインスリンにはリスクもあるわけだから、本当にそれしか手段がないのかどうかを考えて決めてほしいよね。

よっしー
そうよ、絶対に副作用のない薬なんて存在しないわ。よく考えてみてね!

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