低血糖を引き起こさずにHbA1cを改善する!

低血糖を起こさないことが大事

アメリカではこの10年、糖尿病患者が低血糖を恐れるあまり血糖値の目標をゆるめた結果、血糖コントロールがやや悪化する傾向が見られるのだそうです。

確かに低血糖はとても危険で、眼底出血のトリガーになったり睡眠中に致死的な不整脈が起こって死亡する可能性さえありますもんね。高齢者では低血糖を繰り返すことによって認知症のリスクも高まるそうです。

低血糖は間違いなく危険で、ある意味「(ちょっとばかりの)高血糖よりも危険」とも言えるかもしれません💦

ただ「低血糖は危険」だからといって「だからHbA1cを下げすぎてはいけないのだ!」と言うのは何かおかしい気がします。

 

 

だって糖尿病ではない健康な方たちはHbA1cは低いのですから…「一般的には低血糖を起こさずにHbA1c正常値を達成するのはほとんど無理」と言っているのも同然かなと💦

私の父が糖尿病と診断されたころは、糖尿病薬といえばSU薬(インスリン分泌を促して血糖値を下げる薬)だったので低血糖が怖かったようです。

しかし最近では低血糖を起こしにくい糖尿病薬が増えてきたので、低血糖をあまり起こさずにHbA1cを正常値に近づけることが容易になっていくのかもしれません。

低血糖を起こさずにHbA1cを正常化させるのが理想なら、糖質制限もその選択肢のひとつになりますよね。これから先、糖尿病治療法が変わっていくことに期待しています。

 

にゃご
にゃご

低血糖が起こるのはどういう時か?を考えてみよう!

よっしー
よっしー

そうそう、どんな食事の後に血糖値が乱高下しやすいかってことね。

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