多くの働く日本人はそんなに暇ではない!?
私がスポーツジムで働いていたころ、出勤前にスタジオレッスンを1本受けに来るお客様やお昼休みにスタジオレッスン1本受けて慌てて職場に戻るお客様、営業の合間に…というお客様もいらっしゃいました。
しかし多くの日本人は、「毎食後にたっぷり運動できるほどヒマではない」というのが現実ではないでしょうか。
私は仕事は早番だったので朝食後と昼食後は運動していましたけど(仕事で!)、夕食後は特に何もしていなかったんですよね…思わぬ盲点でした。
当時、職場の同僚がダイエットしたいお客様に「夜は運動しないので夕食だけ主食を抜けばいいですよ」と話していたのを聞いて「バカじゃないの?主食を抜くと危険なんだよ!」と言いたくてたまらなかった私。
でも今になって、彼女の言葉が正しかったことが分かります…少なくとも糖尿病になりやすい体質の方にとっては、食後に運動もしないのに夕食でがっつり主食を摂る必要はないのでは?
さて、毎食後運動したり外に出て歩いたりすることが難しい方はいったいどうすればいいのでしょうか?というお話です。
確かに現代人はあまり運動しないわりに糖質を食べ過ぎている傾向がありますにゃー!
昔の人は食べても消費できていたんでしょうけど、今はね…
お皿を洗いながら足踏みをしてみる?
これは私がときどき実践しているのですが、食後どうしても運動することができない時、お皿を洗いながら足踏みをしています。
そういう時は食器洗い乾燥機はあえて使わず。笑っちゃうかもしれませんが、これが案外歩数を稼ぐのにいいんですよね。
またお子さんが散らかしたおもちゃや絵本を拾い集めるのも結構歩くことになるので、1度に全部まとめて運ぶのではなくあえて1つずつ運ぶというのもいいかも!
「昨日はジムに行って筋トレした、でも今日はジムが休みだから運動ができない!」なんてことはないんです。ジムだけが運動できる場所じゃないんで。
大昔のご先祖様はかなり歩いたり走ったりして生活していたと思われます。日常生活の中でこまめに体を動かすことはヒトとして自然なことではないでしょうか。
何らかの糖尿病合併症があると運動の強度や内容に制限がかかります。私は糖尿病と診断されるのが遅くて診断時すでに複数の合併症がありました。
上の表は糖尿病合併症のある患者が行ってもいい運動です。糖尿病ネットワーク様のサイトから引用させていただきました。
医師から安静にするように指示されているのでなければ、ウォーキング程度の運動ならほとんどの方が行ってよいことが分かると思います。
私は自分が若くて健康だった頃は「強度の高い運動ほど効率的で良い」と思っていましたが、自分が病気になって、いろいろな方がいらっしゃることを初めて知りました。
暑い日や雨の日でも室内で運動できる!
ジムじゃなくても運動しようと思えばできますにゃあ。
継続することが大事なのね!