糖尿病患者会というものがあります
あなたは「糖尿病患者会」というものに参加していますか?日本全国には1型糖尿病の患者さんたちが励ましあい、情報を交換するための患者と家族のための会があります。
そして大きな病院には、その病院の糖尿病内科に通っている患者さんなどを対象とした「糖尿病患者会」があると思います。
日本糖尿病協会に加入するこの糖尿病「友の会」は、糖尿病患者とその家族、医師、看護師、栄養士などの医療スタッフで作られている会で全国に1600あります。
私が通っている総合病院でも患者会があり、糖尿病内科の先生や看護師さんと一緒に遠足に行ったりランチ会、勉強会などのイベントがあるようです。
でも、私は患者会に参加していませんし、今後もたぶん参加することは無いと思います…それは、患者会の担当の先生があまり糖質制限に賛成ではない先生だから💦
いずれガイドラインが変わり、アメリカのように糖尿病患者の食事療法の選択肢のひとつとして正式に糖質制限が認められれば話は別です。
でも現状ではまだ「勉強会」で習うことは正直自分のためにはならないでしょうし「ランチ会」で普通に食べたら食後血糖値が200を超えてしまいそうです。
確かに、参加してもあまり学ぶことがなさそうならお金と時間がもったいないですね。
自分にとって必要だと感じなければ、別に参加しなくてもいいのよ。義務じゃないのでね。
入るなら参加する価値がありそうな会へ!
糖尿病と診断されたばかりでまだ何も分からないという方もいらっしゃるかもしれませんが、糖尿病患者の会やサークルなどに参加しようと思うならよく考えて選んでください。
糖質制限をしようと思っているのに「ご飯をしっかり食べてインスリン注射をしましょう」という考えの方ばかりの会に入ってしまったら大変です。
またケガや進行した糖尿病合併症など体のどこかに不都合があって主治医から運動を禁止されている方が「ガチ筋トレクラブ」に入ってもどうしようもありませんよね。
もしあなたが誰かと励まし合ったり糖尿病に関する情報交換をしたいのなら、どんな人たちと付き合うのかよーく考えて選んだ方がいいですよ。
高い会費を払って参加した会で得た糖尿病の知識が、結果的にあなたのためにならないこともありますしね。
これは個人的な意見ですが、「自分たちのやり方と異なるやり方は絶対に許せない!」みたいな会は精神的に消耗するので参加しないほうがいいと思います。
だってせっかく血糖値をコントロールしたくて参加しているのに、ストレスで血糖値を無駄に上げてどうするんだっていう話です。
患者会は絶対に入らないといけないものではない
糖尿病患者会は、入りたい方は入ればよいと思います。しかしネットをする世代の方がどうしても参加しなければいけないものではありません。
なぜかと言うと、わざわざ会費を払わなくても今はいろいろな素晴らしい情報がネットでいくらでも手に入るからです。
ただし玉石混淆の情報の中から「どれが本当に自分に合っているのだろうか?」と自分の頭で考えて見抜くチカラが試されますけども。
テレビの健康番組は、スポンサーの意向に沿って誘導されている感が否めません。過去には、肝心な発言を編集でカットされてしまったと嘆いた医師もいらっしゃいます。
私は糖質制限というものを初めて知った時「理論としては分かるけど私は玄米が好きだし、なんとか玄米食で糖尿病を予防できないかな?」と思いました。
でも糖尿病を発症していて、それも重症の糖尿病ですでに糖尿病合併症もあると分かった時「ああ、これはもう腹をくくらないとダメだわ…」と。
そこで入院中のベッドで一生懸命スマホから読みふけったのが、糖質制限の江部康二医師のブログだったんです。まず糖質制限に出会えて本当に良かったと思います。
もしあなたが何かのサークルなどに入るなら、どうかよく考えて「本当に自分のためになると思うもの」を選んでくださいね。最適解はひとりひとり異なると思いますから、あなたに合った方法は何なのかをよく考えましょう。
せっかく入るのなら、本当に自分のためになる会を選ぶべきですね!
そうでしょ?よく考えてね♪
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