私やあなたが糖尿病になったことは無意味?

糖尿病なんかじゃない人生のほうが良かった!?

あなたは「糖尿病になるなんて、私はなんて不幸なんだ!」と考えたことがありますか?誰だってわざわざ病気になりたくはないので、きっと1度や2度、それ以上は考えたことがあるでしょう?

私だって健康なみなさんが「スタバの新作~♪」とか「回転寿司の食べ放題に行った」なんて聞けば「はぁ…何も気にせず好きなものを食べられていいわねぇ」と思う日がないわけではありません。

単に好きなものを食べられるとか食後に運動しなくていいからラクという意味では「糖尿病でないほうがいいに決まってる!」です。

ただ…糖尿病になったことは不運かもしれませんけど「私は不幸だ、不幸だ」とずっと言ってて何か良い方向に行きますか?行きませんよね?

 

↑↑↑CHAGE and ASKAの『THE TIME』という曲をご紹介します。上記リンクはオフィシャルチャンネルのものなので安心してご視聴下さい。

この曲の中で「過去に起きたどんなにくだらないこと、皮肉なこともすべて今日いまのためにつながっていたのではないか」ということが語られます。

その時は「ああ、しまった」と思ったことが、長い目で見れば「あの時ああなったおかげで救われたのだ」と思うこともあるかもしれないということです。

 

なごみ
なごみ

その時は不幸だと感じた出来事に救われることもあるかもしれないということですか?

よっしー
よっしー

そう。長い目で見ればそういうことはあるかもしれないと私は思う。

糖尿病にならければ気づけなかったことがある!

これまでにも何度も書いていますが、生活習慣がかかわる病気って決して糖尿病だけではありません。

「私は何を食べても血糖値は上がらないから」と好きなだけ食べている方が別の病気になることはありますし、実際私の周囲でも起きています。

ガンでさえ、ある種のガンには生活習慣がかかわっているとされていますし、最近では認知症や精神疾患と食生活の関わりを指摘する医師もいらっしゃいます。

 

うつ病や認知症は、実は糖質の過剰摂取が原因だった?|浜松の社労士事務所 浜松国際社会保険労務士事務所
うつ病や認知症は、実は糖質の過剰摂取が原因だった?、当事務所は、給与計算、労務リスク相談、社会保険手続きから、国や県の助成金活用アドバイスなど幅広く行っております。地域の皆様の事業や夢の実現に向けてお手伝いさせていただきます。

 

糖尿病になったことによって、問題ないと思っていたそれまでの食生活等を見直すことができ、他のもっと怖い病気の発症を防げたのかもしれません。

そして「一病息災」的な効果だけではなく、さらに大事な意外な「効果」があるんじゃないかと私は思うんですよ。

糖尿病が発覚するまでの私は、テレビの健康番組が大好きで「今週の神食材」みたいなやつが紹介されると翌日張り切って買いに行くような人だったんですよね…でもそれって正しいのでしょうか?

 

糖尿病よりもっとヤバいことを回避できたのかもしれない

私が糖尿病になって最も良かったかもしれないと今思っているのが『権威主義からの脱却』です。

権威主義とは「あの健康番組でも偉いお医者さんが◯◯だと言ってたから私が好きな◯◯はやっぱり正しいんだ!」と主張したり「テレビで偉いお医者さんが言ってたから正しいに決まってるよね♪」と鵜呑みにしたりすることですよね。

それが糖尿病に関する話だった場合も、自分が損をする可能性があります。たとえば医師がテレビで思っていることを話そうとしたら「それは(医学的には正しくてもスポンサー的にまずいから)言わないで下さい」と待ったをかけられた話は複数の医師から聞いています。

テレビや新聞、SNSもそうですけど、医師や専門家と言われる方たちが何か発言する時、そこにはどこかしらの団体の思惑が反映されていることがあります。

そうとは知らずに「偉いお医者様がおっしゃることだから最も正しいに違いない!」となってしまうと、それを鵜呑みにしてなにかあってもお偉い先生は何の責任も取ってくれませんよ。

 



 

そしてこれは糖尿病の話だけではありません。テレビでお偉いお医者さんが「◯◯しましょう!」と発言したのを信じた結果、良くない事が起きてしまったと感じている方は今、たくさんいらっしゃるようですよ。

私は高校2年生のとき、模試で地元の国立大学医学部の判定がC判定で担任から「あなたは得意科目が英語と国語だから無理だと思う」と言われて浪人したくもないので医師になるのを諦めました。

しかし、冒頭で紹介したCHAGE and ASKAの『THE TIME』で歌われているように、あの時医師への道を諦めたことこそが今の私を救う結果になったかもしれないです。

もし私が医師になったとしても、たぶん糖尿病を発症していたでしょう。そうなったらきっとああしてこうしてあれもそれもして…今頃はどうなっていたか分かりませんものね。

 

糖尿病発症は良いことではないけれど…

糖尿病を発症することは、決して「幸運」とは言えないでしょう。私も、左目でものを見るとほんのわずかに歪んで見えます(=変視症)が、糖尿病黄斑浮腫の後遺症です。

「ああ、糖尿病にさえならなければなぁ…」と思うこともありますけど、糖尿病にならなければ良いことばかりだったのかと自分に問えば、それも違うような気もします。

たぶん私は、糖尿病にならなかったら糖質過剰な食生活を続けていたでしょう。糖尿病発覚前、脂質を一切入れないパンのレシピ本を2冊持っていておやつに焼いたりしていました。

そしてある日、インフルエンザ?からのケトアシドーシスで緊急入院して、出された病院食がそれまで食べていた食事と同じか、もっと不健康かもしれない…と思って初めて「今までのやり方は私には合わないのではないのか?」と疑問に思ったのです。

 

クロちゃん、涙の教育入院 5日間で体重−3・1キロ!血糖値は172から92 - スポニチ Sponichi Annex 芸能
お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃん(41)が、2日放送のTBS医療バラエティー番組「名医のTHE太鼓判!」(月曜後7・00)に出演する。5日間、専門医に食事や運動療法を指導される「教育入院」を行った模様が放送され、クロちゃんが涙なが...

もちろん、↑クロちゃんのように単に食事量を減らすだけで改善する方は多いですが、私はそうではないのではないかとね。

それがきっかけで権威主義から脱却できて「テレビで放送していることを鵜呑みにするクセ」を治すことができたのは非常に良かったと思っています。

あなたが糖尿病になったことも、その他の辛かった出来事も、もしかしたら将来のあなたを救うきっかけとなるかもしれません…そう考えると、糖尿病は決して良いことではないにしろ、まったくの無意味なことでもないのかもしれませんね。

 

なごみ
なごみ

病気がきっかけで気づきを得た方も多いでしょうね!

よっしー
よっしー

もちろん、病気になっても何の疑いも持たないままだと困ることもあるんだけどね!どうせ変えられないことなら意味があったと考えましょう!

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.