江部康二医師の『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』

自分には内臓脂肪は関係ないと思っている若者たち

太っていなくても血液検査で正常でも脂肪肝かも!?

先月、江部康二医師の本『内臓脂肪がストンと落ちる食事術』が発売されたのですが、正直最初は「必要なさそうだから買わなくていいや」と思っていました💦

よっしーは糖尿病が発覚する数か月前のインボディ測定でも自宅のタニタの体脂肪計でも常に内臓脂肪量は正常範囲内だったのです。

糖尿病発覚時にCTスキャンで「脂肪肝です」と言われましたが、肝臓に集中的に脂肪がたまっているような感じで他の臓器と臓器の間にはさほど脂肪はないように見えました。

そして治療を初めてすみやかに脂肪肝が解消し、血液検査でも肝機能の項目は常に正常値の下の方なのでまったく心配ないと思っていたんです。

 

江部康二医師の本「内臓脂肪がストン!と落ちる食事術」のレビュー漫画

ところが最近、肝臓専門医の尾形哲先生のツイートで肥満ではない糖尿病患者に脂肪肝が多いことを知りました。

またカルピンチョ先生のブログで、血液検査でALT(GPT)やAST(GOT)の数値が10台と低くてもじつはアルコール性肝障害が生じている場合があると知りました。

よっしーが通っている病院では標準の血液検査の中にγ-GTPの項目はありませんので、よく夫と一緒に糖質オフのお酒を飲んでいたからヤバいかも…!?

…と思って前回の糖尿病内科の受診以降完全に禁酒していますが、先日放送の『金スマ』で江部先生のこの本の内容が何度も紹介されていたので思わず買ってしまいました♪

 

まじめん
まじめん

病院の検査でもインボディでも問題が無くても脂肪肝はあり得るんですね。怖いなぁ💦

よっしー
よっしー

まあね、そのあたりが厄介なところよね…

 江部康二医師は自らも2型糖尿病患者です

ここ数年の糖質制限ブームでたくさんの「糖質制限本」が出ていますが、中には「あれれ、この本に書いてあることはどうも怪しいなぁ…」と感じることもあったりします。

特によっしーたちは糖尿病患者ですから、糖尿病患者をたくさん診察していらっしゃる江部先生のような医師がお書きになった本を参考にするのが良いですよね。

江部康二先生はご両親が2型糖尿病で、玄米魚菜食(玄米や魚、野菜をしっかり食べて肉やアブラを控える食事)を実践し運動も週3回(テニスとスポーツジム)はなさっていたそうです。

なんだか昔のよっしーとよく似ていますが、残念ながら江部先生もやはりこの生活では2型糖尿病の発症を予防することはできませんでした💦

 

 

当時江部先生は身長167cmに対して体重67kg、BMIは24と医学的には標準体重の範囲内ですが内臓脂肪がついていたのでしょうね。

見た目痩せていても、アルコールや果物が好きな人は脂肪肝になりやすいそうです。よっしーの場合はかつて果物を食べすぎていたと思います…反省💦

そして特にタンパク質の摂取量が足りていない痩せ体型の人も脂肪肝になることがあります(=低栄養性脂肪肝)。気を付けないといけませんよね。

なお低栄養性脂肪肝では中性脂肪やLDLコレステロール値が低くなるようです。「低いからいいや」と喜んでいると危ないかも!?

 

子供も糖質制限&1日2食!?

さて、この本にどんなことが書いてあるかほんのちょっとだけ紹介しますと「朝食抜きの1日2食(糖質制限食)がいい、子供も実行可能なら同じでいい」ということです。

よっしーの場合、他の方よりも必要なタンパク質の量が多いみたいなので朝食抜きはちょっと難しいです…昼食と夕食で大量に食べる自信がないので💦

また中学生の息子たちは朝食抜きはなかなか難しそうです。何といっても成長期で大量に栄養を必要としていますし、部活もあるので…というわけでわが家では1日3食ですが、これは各自やりやすいようにすればいいと思います。

 



 

特に身長をグンと伸ばしたい場合は、相当タンパク質を摂取しないと足りないと思います…1日2食でそれだけ食べられるならいいですが、そうではないなら3食にしたほうがいいかも。

糖尿病患者をたくさん診ていらっしゃる医師として「子供には糖質が必要だ」「朝食はしっかり食べなければいけない」等の話には何ら根拠がないことをきっぱり断言してくださっているのは心強いです。

この本を読んで、スポーツインストラクター時代からの習慣でずっと1日5食(間食はコーヒーにゆで卵程度)にしていたのをやめて3食にしてみたのですが、歯磨きの回数も減って快適です♪

 

糖質制限していいのか不安になったら読んでほしい

このごろ色々な情報があるので「糖質制限は危険なのではないか…」と不安になる方も多いでしょう。「俺は失敗したから他の人にも危険なはずだ!」と思う方もいらっしゃいますしね💦

この本の見出しをいくつか挙げますと「内臓脂肪が悪玉ホルモンを増やす」「肉はたくさん食べていい」「卵もたくさん食べていい」「アスリートにも糖質制限は効果的」などなど。

色々な情報がありますが、その根拠が「自分ひとりの体験だけ」だったり「どこかの論文にそう書いてあったから」よりもたくさんの糖尿病患者たちから得られたデータの方が信用する価値があるとよっしーは思います。

病気で糖質制限してはいけない方もいらっしゃいますし、すでにインスリン注射や血糖値を下げる薬を服用している方などは勝手にこれらをやめて糖質制限をしてはいけません。

 

 

でもそうではない方は、ぜひ江部先生の本をじっくり読んでチャレンジしてみてください。よっしーの主治医のように、糖尿病専門医でもきちんと話せば理解してくれる医師もいらっしゃいます。

特に2型糖尿病患者の場合、発症時にかなり太っていて家族に糖尿病患者がいない方などは痩せるだけで糖尿病が寛解することもあるのでぜひ頑張ってほしいです。

そして見た目痩せている方も肝臓に集中的に脂肪がたまっていることもあるので、油断しないでこの状態の解消につとめていただきたいと思います。一緒に頑張りましょう♪

 

まじめん
まじめん

脂肪肝が良くなれば血糖値も改善しますね♪

よっしー
よっしー

内臓脂肪や脂肪肝に気を付けましょう~。

 

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