糖尿病患者さんは糖質制限を始める前に必ず主治医と相談してください

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糖尿病で入院中に主治医の許可を得て糖質制限を始めました

よっしーが4年と9か月前に糖尿病性ケトアシドーシスで緊急入院した時に主治医になったのは、まだ糖尿病専門医ではない若い医師でした。

入院中、病院食をゆっくり噛んで野菜から順番に食べても血糖値が爆上がりすること、退院後もインスリンを打つように言われたのにカーボカウントも教えてもらえないことに不安を感じました。

カーボカウントを自分で勉強することも考えましたが、面倒くさいのでいっそのこと糖質制限をした方がラクではないかと思い「糖質制限したいんですけど」と申し出ました。

若い主治医は最初は「うぅん、ちゃんとご飯を食べて…」と言って首を横に振りました。

 

主治医の許可を得ずに糖質制限を始めてしまった糖尿病患者の漫画

 

でもすぐに考え直したようで「じゃあね、(入院生活の最後の)2日間ちょっとやってみて結果が良ければ許可するよ」と。

2種類注射していたインスリン(食事用のアピドラ、食事とは無関係に1日1回打つランタス)のうちアピドラをやめてDPP-4阻害薬のグラクティブに切り替えました。

すると常時150以上あった空腹時血糖値がいきなり90とかに落ちて、驚いた主治医は「すごいね、これなら大丈夫だね」と許可をくださったのです。

よっしーの場合は緊急入院からの糖尿病治療スタートだったので安全に糖質制限を開始することができましたが、こういう方はむしろ少数派のはず。

 

まじめん
まじめん

入院中に医師の監視の下で糖質制限を開始したのですね。

よっしー
よっしー

ええ、これなら安全でしょう?でもなかなか現実には難しいわよね。

主治医に内緒でこっそり糖質制限をする?

よっしーの主治医は実際に糖質制限の効果を自分で確認して許可してくれましたし、その後彼は他の病院に転勤されましたが現在の主治医も好きにやらせてくれています。

「僕は糖質制限の効果についてはある程度認めているんですが、もっとエビデンスが蓄積されればねぇ…」とおっしゃっていました。

また「(分かっている人はいいんだけど)よく分かっていない患者さんには怖くて糖質制限をさせられない」とも。

先日ようやく「糖尿病診療ガイドライン2019」が出ましたけど、糖質制限に関しては以前よりマシとはいえ「まだこの程度か」という表現にとどまりましたね💦

 



 

よっしーが糖質制限を開始したのは4年9か月前ですが、この時点では「糖質制限なんてとんでもない!!」と怒り出す医師も少なからず居たそうです。

しかしアメリカ糖尿病学会が徐々に糖質制限を認め、日本人のエビデンスも登場するなど、現在では頭ごなしに怒る医師は少数派では?

とはいえ不幸なことに、今でも数少ない「糖質制限に大反対する医師」が主治医になってしまった場合、みなさんならどうしますか?

他の病院に行く方もいらっしゃいますが、主治医に黙って糖質制限をする方も多いのではないでしょうか。

 

インスリン注射や糖尿病の飲み薬を使用している患者は注意!!

よく「インスリン注射や糖尿病の飲み薬を使用している糖尿病患者がそれらを使用したまま糖質制限をすると危険だ」と言われますね。

実はすべての種類のインスリン注射や飲み薬が危険というわけではなく、糖質制限と併用できる注射や飲み薬もあります、それらは江部康二医師のブログ記事などで解説されています。

こういう情報を自分で熱心に集めてよく理解して実践できる方ばかりならいいのですが、どうやらそうではないみたいです💦

漫画では主治医から糖質制限に反対された女性がインスリン注射を主治医に言われた通り打ちながら糖質制限を始めて低血糖で倒れてしまいました

 

 

聡明な読者の皆さんは「ウソだ、こんな人がいるわけがないじゃないか」と思われるでしょうが、実際にやりかねないな…という方はいらっしゃいました。

主治医の「よく分かっていない人には怖くてやらせたくない」という言葉も、そういうことなのでしょう。

特に気を付けなければいけないのは1型糖尿病でインスリンの自己分泌がゼロに近い方です。

自己分泌がほとんどない場合、糖質制限をしてもインスリン注射は必ず必要になります…詳しくは『バーンスタイン医師の糖尿病の解決』という本をじっくりとお読みください。バイブル的な本です。

 

頭ごなしに禁止されるからこっそり糖質制限を始めてしまうのよね

従来の糖尿病の食事療法では、残念ながらすべての患者の糖尿病合併症を防ぎきれないことは明らかです。

どの治療法を選んだとしても、従来の標準的な食事療法ではインスリン分泌能力が少しずつ低下していくというデータもあります。

今までの方法が完ぺきでない以上、もっと効果のある方法…それも怪しげなインチキ療法などではなくアメリカではすでに正式に認められている方法を選択したいという患者の気持ちは理解してほしいなと思います。

「糖質制限なんてダメよ!」と医師に言われたら、困った患者はこっそりひとりで糖質制限を始めてしまいます。患者さんが何かの病気で糖質制限ができない状態であれば、そのこともきちんと伝えてほしいです。

 

糖質制限をしたいと申し出る若い女性糖尿病患者

 

そして正しいやり方を理解することができないまま始めてしまったら、場合によっては低血糖などの重大なトラブルが起こりかねません💦

「糖尿病診療ガイドライン2019」では今までよりも主治医の裁量で糖質摂取量に関してはある程度柔軟に対応してよいということになりましたね。

主治医が正しい糖質制限のやり方について理解して患者さんにきちんと指導してくれれば、間違ったやり方で危険な目に遭うことも減るのでは?

早くそれが当たり前になる日が来ることを望みます。先生方は勉強することが増えて大変だと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。

 

まじめん
まじめん

先生たちも実際に自分でやってみないと分からないことはたくさんあると思います。

よっしー
よっしー

そうね、フリースタイルリブレを装着していろいろ試してみるだけでもいろいろ分かると思います。お願いします!

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あなたの血糖値、大丈夫?~妊娠糖尿病→2型糖尿病患者の糖質制限漫画ブログ~
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