たとえば有名人の方がある食品をしょっちゅう召し上がっていて2型糖尿病になったor悪化したとします。あなたはどう思いますか?
「自分もこれが大好きだけど、ちょっと気をつけないといけないな」と考えるか、それとも「○○が悪いんじゃない!関係ない!!あの人はきっと他にいろいろ不摂生をしまくっていたに違いない!」と考えるか…
食品に限った話ではありませんけど、自分も○○で病気になる(または悪化する)かもしれないと考えることは怖いことです。
だから自分と同じように○○が好きな人が病気になっても「○○が原因である」と思いたくない気持ちはよく分かります。
「今更そんなことを言われても!!」と思うこともあるでしょうし「もしかしたら、今からやめてももう手遅れかもしれない」と思うこともあるかもしれません。
でも本当に○○が原因であった場合、「○○は関係ない!」と感情的に否定した人はいずれ自分も同じ目に遭う可能性が高くなります。
冷静に「もしかしたら○○が原因ではないか?」と考え、いろいろ調べてそれをやめた人は危機を回避できるかもしれません。
すでにどっぷり漬かってしまっていてある程度健康被害が出てしまっているとしても、今やめればそれ以上の悪化を防げるかもしれません。
ずっと良いと思ってきた好きなものを否定するにはとても勇気がいります。しかし、それが真実なのであれば自分のためにそれをやめなければいけない場合もあるんです。
「あの人はたまたま運が悪かっただけ、私は大丈夫だ、何の影響もないしこれからも大丈夫だ」と思いたいのは自然な感情ですが、それでは大変なことになるかも!?
「関係ない」と言い切るにも、それなりの根拠がなければいけません。自分の身を守りたいなら、感情的にならずに冷静に考えてみることが必要なのではないでしょうか。
そういうときこそ、冷静に考えないといけないんだよね。
そうよ、せっかく自分の生活を振り返るチャンスなんだから…