フリースタイルリブレは便利だけど高価！
糖尿病または糖尿病予備群の皆様、ご自身の血糖値を知るためにどんなツールを使っていらっしゃいますか？
いわゆる自己血糖測定器は、指を針で刺して血液を出して血糖値を測定します。指を刺すので多少の痛みを伴うのと、それゆえあまり頻繁に測定を行うのが難しいという欠点があります。
それで、いったん腕にセンサーを装着してしまえば14日間何度でも測り放題の「フリースタイルリブレ」を愛用しておりました。↓↓↓
でもね、フリースタイルリブレのセンサーはものすごく高価なのです！！2022年8月現在、インスリン注射を行っている糖尿病患者さんはリブレセンサーが保険適用になります。
しかし私のようにインスリン注射を行っていない糖尿病患者は保険適用の対象になりません。インスリン注射をしていないのは決して病気の程度が軽いからではなく、糖質制限をしているからなのですが…
そしてフリースタイルリブレは自己血糖測定と比較して、実際の血糖値よりも数値が高めに出たり低めに出たりすることが多いとされております。リブレでは血糖値ではなく腕の細胞と細胞の間の液体に含まれるブドウ糖の濃度を測定しますし…
高い上に必ずしも正確な数値が出ないこともあるとなれば悩むね。
正直買うべきかどうか悩む…という方も多いんじゃないかしら。
リブレと自己血糖測定器の費用は？
インスリン注射を行っていない糖尿病患者の場合、楽天市場やAmazonなどで自分でフリースタイルリブレのセンサーを購入される方が多いかもしれません。私は楽天市場で購入しています。
価格は多少変動しますが、まとめ買いして安く購入しても１日あたり約482円ぐらいかかってしまいます。
しかもリブレセンサーは、特に装着してから最初の２日間ぐらいは数値が安定しないことがよくあるため、自己血糖測定も併用しなければいけません。
私は以前「ケアセンスN」という自己血糖測定機を愛用していましたが、最近日本ではセンサーが手にはいらないようなので「ACON（エイコン）」に変えました。
何度か比較を行いましたが、こちらもかなり安いのにしっかり優秀だと分かったので信頼しています。１回あたりのコストは39円～なので、1日2回だけ測定するならたったの78円で済みます♪
リブレがもっと正確なら、費用が高いことには目をつぶって使い続けようと思っていたのですが、14日間ずっと実際と乖離した数値が出続けることもたまにあり、しかも30程度の差では交換もしてもらえないので「もういいや」と思ってしまいました。
あなたには本当にリブレが必要か？
インスリン注射を行っている方、特に１型糖尿病患者さんにとってはフリースタイルリブレはものすごく良いと思うんです（数値が正常に出ないという問題はあるにしても）。
なぜならインスリン注射を行っている方は「低血糖」になりやすく、重症の低血糖は命に関わることもあるからです。１型さんは食事とは無関係に血糖値が乱高下することも珍しくありませんし…
特に夜間就寝中に重い低血糖が起こった場合、そのまま亡くなってしまうことすらあるのだそうです。夜間低血糖が起きているかどうかを知るのはとても重要なことです！
しかしインスリン注射をしていない2型糖尿病患者さんの場合、生命にかかわるほどの高血糖や低血糖は1型患者さんほどは生じないはずです。
仮にそうなるとしたら、とても糖質の多いものを食べてしまったとかお酒を飲みすぎたという場合ではないでしょうか…これは自分の努力である程度は防げることですよね。
風邪や胃腸炎などで体調不良のときはびっくりするほど空腹時血糖値が高くなることがありますけど、そういう時は何も食べなくてもずっと高いのですから、インスリンを打っていない方は知ったところでどうしようもないわけです。
そのように考えると、インスリン注射をしていない2型患者にとって、リブレは必ずしも必要なものとは言えないのかもしれませんね…もっと安ければいいんですけど。
食事療法で羽目を外しすぎることもさほどなく、低血糖にもなりにくい方ならACONの自己血糖測定器がおすすめですよ♪
リブレを使うとしても自己血糖測定器は絶対に必要だよね。
そうよ、だから安くても正確なものを選びましょう♪
