丸山桂里奈さん、血糖値が高めと言われる！
元サッカー女子日本代表でタレントの丸山桂里奈さんは現在妊娠中ですが「妊娠糖尿病までは行かないけどやや血糖値が高い」とのことでおやつを糖質オフのものにしたり分食（食事の回数を分けて、1度に血糖値が上がりすぎないようにする食事法）をなさっているそうです。
丸山桂里奈さんは少女時代からサッカーをなさっていて、日本体育大学体育学部体育学科卒業。2016年に引退なさるまで運動量はかなり多かったはずです。
引退後は運動量は減ったかもしれませんが、もともと筋肉質だったことを考えても特に太ったわけでもなさそうです…
女性は妊娠すると、もともと糖尿病になりやすい体質の方はその弱点が表面化しやすいものですよね。妊娠が進むとホルモンの影響でインスリンの効きが悪くなるので…
妊娠前は正常血糖値だった女性でも「耐糖能に余裕がある人」と「じつはギリギリのところで正常値を保っていた人」がいるわけで、後者では妊娠糖尿病になりやすいのです。
私もスポーツクラブで働いていて、妊娠が分かるまで普通にスタジオレッスンをこなしていました。その後、体重も理想的な増え方で褒められたのに妊娠糖尿病と診断されてしまったのです。
今思うと、妊娠前はめちゃくちゃ運動して何とかチャラにしていただけだったのかもしれません。妊娠中も歩いたりしていましたが、妊婦は高強度の筋トレなどは行えませんしねぇ…
本当に糖尿病とは無縁の女性は、妊娠中も高血糖にはならないのですね。
多少インスリンの効きが悪化しても、まだまだ対応できる余力があるから…羨ましいわ！
「糖尿病になりやすい体質」は存在するが…
丸山桂里奈さん、じつは妊娠前は1日2回アイスを食べたりお酒もかなり飲んでいらっしゃったようで「このままの生活を続けると将来糖尿病になるよ」と言われていたそうです。
しかし、彼女よりもっとすごい生活をしているけど一向に糖尿病にならないどころか血糖値が完全正常値という人も知っているので、もともとの体質も関与しているのでしょう。
「２型糖尿病になりやすい体質」が遺伝によって決まっているのは明らかですが、その遺伝には複数の遺伝子が関与しており、その程度もピンキリらしいので…かなり発症しやすい人もいれば、少し発症しやすい人もいるのでしょう。
産婦人科医の宋美玄先生のように「家族に糖尿病患者が居て、学生時代から軽い耐糖能異常があって妊娠糖尿病になった」という方もいらっしゃいます。
私も父、弟が若くして糖尿病と診断されているので遺伝は間違いなくあるにしても、妊娠前に仙人みたいな完璧な食生活を送っていたわけではありません。玄米食をしていましたが、たまにはジムの同僚に誘われてスタバや寿司屋に行ったりしていました。
でもね、「世間一般の平均的な人」と比較して特に不摂生していたわけではないと思うんですよ…そう考えると辛いなぁと。多分、丸山桂里奈さんよりたくさん食べてて妊娠糖尿病にならなかった女性もたくさんいますよね。
問題は「そうとは知らずに、自分の限界を超える量の糖質を摂取していた」ということなのかなと…許容量にはかなり個人差があるのではないかと。
過去を責めてもどうしようもないから…
妊娠糖尿病になる女性は、その後も２型糖尿病になりやすいです。もともと糖尿病になりやすいからこそ妊娠糖尿病になったということです。
妊娠糖尿病になった女性が将来２型糖尿病になる確率は、そうでない女性の約７倍だそうですから…！
丸山桂里奈さんは妊娠糖尿病とまでは言えない程度の高血糖があったそうですが、妊娠中も血糖値が完全正常値の女性と比べたらやはりずっと気をつけていく必要がありそうです。
私もそうですけど「過去にこうしていれば…」などと自分を責めても現状が変わるわけではありません。
丸山桂里奈さんは今回をきっかけに、赤ちゃんとご自身のために生活に気をつけようと思われたわけなので、それでいいじゃないですか。
過去は変えられない。変えることができるのは今、そして未来だけなので…♪
そうですね、これから気をつけるしかないんですもの。
赤ちゃんのおかげで家族みんな健康でいられるかもね！
