日本の研究で、新型コロナ以降、糖尿病患者(特に女性患者)の受診頻度・薬の処方頻度が有意に減少したことが分かったそうです。
つまりそれまではちゃんと3か月ごとに糖尿病内科に通っていた患者が新型コロナ以降は何らかの理由により受診をサボりがちになった…ということでしょうか?
ひとつの原因として考えられるのは「新型コロナが怖いから(うつるかもしれないから)病院へ行きたくない」ということです。
しかし、そんなことを言い出したら日々の買い物も何も出来なくなります…まあ、怖くてたまらない方に「そんなに怖がらなくても」と言っても多分、難しいとは思います。
↑↑↑これは私が以前に描いた漫画ですけど、この患者さんのように「不摂生をしてしまい、きっと結果が良くないだろうから病院へ行きにくい」というケースも考えられるんじゃないでしょうか。
タニタさんの調査によると、新型コロナ以降に運動量が減ったり自宅で間食する回数が増えて体重が増加したと答えた方はかなり多かったそうです。
糖尿病患者の受診は「不要不急の外出」ではないわけですし、眼科や歯科などもこれまで通り定期的に受診したほうがいいと思いますよ!そのほうがきっと結果も良くなるんじゃないかと。
運動は、やろうと思えばジムに行かなくてもいろいろ出来ますし…何処へ行くにも車、というのをやめて歩くようにするだけでも違います。特に下半身の筋量は、よく歩くだけでもある程度キープされます。
また、新型コロナによるメンタルヘルスへの影響は世界的に問題になっているそうです。精神科で処方される薬には体重が増加するという副作用があるものも多いそうですね。
このような時ですからこれまでになく不安になる方が多いのは仕方がないかもしれませんけど、徐々に元の社会に戻していかないといけませんよね。
新型コロナ「だけ」気にして生きていくわけにはいかないんだもん!
そうなのよね。糖尿病内科へはきちんと行ったほうがいいわ!