好きな人が糖尿病だと分かったらどう思う?

若い糖尿病患者ならではの悩み…

よっしーは20代半ばで結婚し、妊娠後に初めて耐糖能異常になりました。空腹時血糖値が高くなってから測定したHbA1cが4.8(現在の基準だと5.2ぐらい)だったので、独身の頃はまだセーフだったと思われます。

しかし中には、これから結婚するかもしれない若い糖尿病の方もいらっしゃることでしょう。2型糖尿病になりやすい体質は子どもにも遺伝するので、そのことで「本当に大丈夫なのだろうか」と悩んでいる方もきっと少なくないと思います。

中には、自分が糖尿病であることをなかなか言い出せなくて、いつ言うべきか…結婚を考えている相手の親に話したらどう思われるだろう…とかなり悩んでいらっしゃる方も。

糖尿病は、まだまだ中年以降に発症する方が圧倒的に多い病気です。でも、若い時に発症した方ならではの悩みをお持ちの方もきっといらっしゃるはず。今回はこのことについて考えてみたいと思います。

なごみ
自分が糖尿病だということを周囲に内緒にしている方も多いだろうし、悩みますよね…

よっしー
そうね。若い方ほど、なかなかオープンに出来ないという気持ちは分かるわ。

妊娠出産に影響があるのではないか

結婚を考えるときは、子どもを持つことを考える人は多いと思います。しかし心配になるのは「糖尿病だと何か差し障りがあるのではないか?」ということでしょう。

確かに男女とも、糖尿病の場合はそうでない方より何かとトラブルは起こりやすいかもしれません。

→男の糖尿病、女の糖尿病

でも、若い方の場合、もうどう頑張っても回復不可能な状態まで糖尿病合併症が進行していることはあまりないのではないでしょうか。

たとえ糖尿病があっても、きちんとコントロールが出来ていれば普通に子どもを持つことが出来る方が多いと思います。

糖尿病の女性が妊娠すると「糖尿病合併妊娠」といい、通常の妊娠糖尿病以上に注意が必要です。千葉の宗田マタニティクリニックでは、糖尿病合併妊娠の妊婦さんたちに糖質制限指導を行っているそうです。

心配な方はぜひこの機会に、宗田先生の本などを読み、妊婦さんの糖質制限について勉強しておくといいと思います。

子どもに遺伝するのではないか

糖尿病になりやすい体質が子どもに遺伝するのではないか…という心配はよく分かります。よっしーも息子たちが将来2型糖尿病になるのではないかと思うととても心配ですから。

確かに、糖尿病になりやすい体質は遺伝します。MODYのように、体型に関係なく子どもの頃に発症する糖尿病もあります。

「糖尿病は子どもに遺伝するから子どもを産むべきではない」というのは、あまりにも乱暴な考えだと思います。近視や一部のがんになりやすい体質、その他いろいろ子どもに遺伝する病気は山ほどありますけど、そういう遺伝子をまったくもっていない方がどれだけいるでしょうか

食物アレルギーの方は原因となる食べ物を避けていれば問題ありません。次男は乳・卵・小麦アレルギーだったので幼い頃は食べさせていいものが少なくて本当に大変でしたけど、現在は生卵とマヨネーズ以外は何を食べても大丈夫になりました。

たとえ糖尿病になりやすい体質をお子さんが受け継いで生まれてきたとしても、その子はただ糖質の処理が下手な体質なだけと考え、体質に合わせた食事を与えていれば特に問題なく元気に成長するでしょう。

そして、日本人には高度肥満の方は少ないにも関わらず、加齢とともにかなり多くの方が糖尿病になります。遺伝など関係なく暴飲暴食で発症する方もいますよね。

親が糖尿病だと子どもが糖尿病になる確率はやや上がるかもしれませんが、そんなに悲観しなくてもいいと思います。最初から分かっている分、食事に気を付けてあげればいいんですからね。

ただ、自分がどうしても糖質大好きで糖尿病になっても糖質制限できないという方の場合、お子さんにもたっぷり糖質を食べさせていることが多いのではありませんかね。

自分が肥満でもなく暴飲暴食したわけでもなく糖尿病になったのに、同じ体質を受け継いだかもしれないわが子に同じことを繰り返させるというのは、あまりにもひどいことだと思います。分かっているのに…!

食生活の不一致は辛いかもしれない

糖尿病の方は、配偶者の支えというものはすごく重要です。特に男性の糖尿病患者さんであれば、毎日の食事を作ってくれる奥様がどれだけ支えてくれるかが予後を決めると言っても過言ではありません。

ブロガー仲間のマルコさんのように、糖尿病のご主人のために一生懸命食事を工夫して作ってあげている奥様もいらっしゃいます。

しかし中には、ご主人が糖尿病で糖質制限食を作ってほしいと奥様にお願いしても「はぁ?私はご飯が食べたいんだからそんなの作らないわよ!」と言われ、自分の分だけ自分で料理しているという方もいらっしゃいました…

何も奥様まで一緒の食事を食べなければいけないわけではありません。病気のご主人のためにちょっと工夫して作ってあげるわけにはいかないのでしょうかね?自分は主食を食べればいいだけなのに。

どうやら、多くの方は自分の食生活について強い「こだわり」を持つらしいことが分かってきました。このこだわりはとても強力なものであり、食に対する価値観が合わないと非常に辛いです。

結婚してから、食に対する価値観がどうしても合わない…ということが判明してしまうと、かなり後悔すると思います。このあたりは、お付き合いをしている段階で確かめておいた方がいいと思います。

ちなみによっしーの夫は白米が大好きな人ででした。だから私が糖質制限を始めた時も、この人は絶対にやるわけがないと思いってました…が、自分からやり始めたのでびっくりです!!

愛なのか、それとも(*´艸`*)

糖尿病であることを周囲にオープンにすべきか

自分が糖尿病であることを周囲に内緒にしている方は少なくありません。そのため、「付き合っている人から糖尿病のことをカミングアウトされました、悩んでいます」なんていう質問を時々見かけます。

悲しいことですが、糖尿病患者とは結婚したくないと思う方も確かにいらっしゃるようです。自分はよくても、親から結婚を反対されることもあるそうですね。子どもに苦労させたくないという親心なのだと思いますけど…

でも、全ての方がそうではないはずです。普段から自分が糖尿病であることをオープンにしておけば、「糖尿病の人とは結婚したくない」と思う異性は寄ってこないのではありませんかね。

インスリン注射をしている方であれば仕事中に低血糖を起こす可能性もありますし、なおさら周囲には話しておかなければいけないと思います。

よっしーは自分が糖尿病で糖質制限していることをオープンにしているので「これなら食べられるんじゃない?」と言ってもらえたり「実は私も境界型糖尿病って言われてるの…」なんてこともあります。

「自分は糖尿病だけど、食事の糖質にさえ気を付けていれば大丈夫だよ」という風に話せばいいんじゃないでしょうか。

まとめ:どんな時も支え合っていける人と…

糖尿病などの病気に限らず、長い結婚生活の間は色々なことが起こるものです。結婚式の時に「健やかなるときも病めるときも…」と誓ったのを覚えていますが、まさにそうだと思います。

人生を共にすべき伴侶は、一緒に居れば幸せが倍になり、辛いことは半分になる、そしていつでも支え合っていけるような相手でありたいですよね。

たとえ糖尿病であっても、きちんと血糖コントロールが出来ていれば普通の人と何も変わりません。1型糖尿病のバーンスタイン医師は83歳ですが、今も現役の医師として元気に活躍なさっています。

なごみ
病気だからといって、何もかも諦めることはないんですね♪

よっしー
そうよ、誰にだって幸せになる権利があるわ、糖尿病であっても元気に楽しく長生きすることが出来るのよ。私もまだまだ頑張るわよ♪

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